中国・西安、2026年10月31日 /PRNewswire/ — 2026年上半期、陝西省のインバウンド観光客数は前年同期比59.43%増加しました。多くの観光客にとって、兵馬俑は陝西省を知る最初のきっかけですが、陝西省の文化をひもとけば、兵馬俑だけでは語り尽くせません。貴重な文化財から唐風の街並みまで、千年にわたる文化が今も鮮やかに息づいています。
西安にある秦始皇帝陵博物院では、兵馬俑が隊列を組んで並び、その一体一体に見られる独特な表情や髪型が、2000年以上前の職人たちの卓越した技術を物語っています。陝西歴史博物館に所蔵されている唐三彩(三彩釉陶器)や金銀器は、唐代の職人技と美意識を伝えています。宝鶏にある宝鶏青銅器博物院所蔵の青銅器「何尊」には、「中国」という二文字の現存最古の用例が刻まれています。法門寺の地下宮殿から出土した唐代の金めっき銀製の茶を挽く器具とふるいからは、宮廷で茶を挽き、ふるいにかけていた様子がうかがえます。
西安では、今なお唐代の文化を実際に体験できます。大雁塔の南に位置する大唐不夜城では、音楽や舞踊のパフォーマンスを楽しんだり、詩をテーマにした催しに参加したりできます。「長安十二時辰テーマ街区(The Longest Day in Chang’an Theme Block)」では、唐風の衣装、パフォーマンス、料理を取り入れた没入型体験を楽しめます。
西安を離れても、陝西省の文化遺産はさらに各地へと広がっています。漢中市勉県にある武侯祠は、西暦263年に建立され、「中国で最初の武侯祠」として知られています。三国時代の諸葛亮をしのぶ石刻、扁額、対聯などが収蔵されています。銅川市の陳炉古鎮では、伝統的な陶芸工房が地元の製陶技術を受け継いでおり、訪問者はろくろを使って粘土を成形する体験ができます。延安市安塞区では、伝統的な切り絵を鑑賞したり、安塞腰鼓の演舞を見たりしながら、陝北ならではの民俗文化を間近に体験できます。
2026年6月、西安咸陽国際空港第5ターミナルに陝西省インバウンド・サービス・プラットフォームが開設されました。このプラットフォームは入国審査後の到着通路沿いに設置され、交通案内や外貨両替サービスのほか、82言語に対応するリアルタイム翻訳端末を提供しています。2026年12月31日まで、一般旅券を所持する日本国民は、観光目的で30日以内の滞在であれば、ビザなしで中国を訪問できます。年末までに陝西省を訪れれば、文化財に受け継がれ、日々の暮らしの中に息づく数千年の文化を体験できます。

