Autodesk Forma、Autodesk Fusion、Autodesk Flowに搭載された新しい特化型AIとエージェント型AIは、連携された業界データやプロジェクト・コンテキストを、顧客が具体的な行動に活かせる「プロジェクト・インテリジェンス」へと変換

ラスベガス, 2026年9月16日 /PRNewswire/ — オートデスク・ユニバーシティ2026(Autodesk University 2026)において、Autodesk(NASDAQ:ADSK)は、同社の3つの業界クラウドで新たなエージェント型AIをプレビューとして公開しました。具体的には、建築・エンジニアリング・建設向けの「Autodesk Forma」、設計・製造向けの「Autodesk Fusion」、メディア・エンターテインメント向けの「Autodesk Flow」です。これらの新機能が相まって、次世代のAutodesk Assistantを形作っています。これにより、Autodeskのエージェント型AIエクスペリエンスは、単一のツール内にとどまらず、製品、プロジェクト、チーム全体に拡大され、連携されたプロジェクトデータを活用して、質問だけでなく、その背景にあるプロジェクトまで理解できるようになります。

Autodesk Assistantは、Fusion、Forma、Flowをはじめとする多くのAutodesk製品で一般提供されており、顧客はすでに使用しているツール内でAutodesk AIを活用できます。次世代のエクスペリエンスは、単一の製品という枠を超えています。次世代のエクスペリエンスでは、専門家がどのAutodesk製品やAI機能を使うべきかをあらかじめ把握する必要はありません。達成しようとしていることを起点に、関連する情報や機能を提示しながら、専門家自身が主導権を維持できるようにします。 

この次世代のエクスペリエンスは、プロジェクト・インテリジェンスと、製品、プロジェクト、チームを横断する適切なAutodeskの機能を結び付けるように設計されており、2027年に提供が予定されているスタンドアロン型のエクスペリエンスもその一環となります。

「私たちの業界で制約となってきたのは、アイデアではありません。それを実行するための余力です」とAutodeskの社長兼CEOを務めるAndrew Anagnostは述べました。「そして、Design and Make分野の専門家にとって、『おそらく正しい』では通用しません。彼らの仕事は現実世界に影響を及ぼすからです。当社の3つの業界クラウド「Forma」、「Fusion」、「Flow」は、各業界の業務を支える人、データ、ワークフローを結び付けます。Autodesk Assistantを通じて、当社は現在、お客様にインテリジェンスを提供しており、次世代ではそのエクスペリエンスを製品、プロジェクト、チーム全体に拡大していきます。そのインテリジェンスは、Autodeskが40年以上にわたって培ってきた業界の専門知識に裏打ちされているため、当社はお客様に最適なタイミングで最適な機能を提供できます。これにより、お客様は『解決すべき問題』そのものに集中でき、『その問題を解決するために必要な製品』に気を取られることがなくなります。」

Autodeskの強みは、単に顧客が何をしようとしているのかを理解することだけにとどまりません。これは、プロジェクト・インテリジェンスと、意図を信頼できる現実世界の成果へと変えるために必要な、専門的な設計、エンジニアリング、シミュレーション、製造、生産の機能を組み合わせたものです。汎用AIは、多種多様な情報を基に推論できます。一方、Autodeskは、その推論の根拠として、実際に設計、建設、製造、制作できるかどうかを左右するジオメトリ、制約、物理法則、プロセス、プロジェクト履歴を用いることができます。

プロジェクト・コンテキストと業界の専門知識が重要な理由

Design and Make AIには、さらに難しい課題があります。それは、建物、インフラ、製品、製造プロセス、キャラクター、シーン、スケジュール、仕様、それらの相互関係など、現実世界のプロジェクトに固有のコンテキストや制約を理解することです。

Autodeskの3つの業界クラウドが、そのコンテキストを提供します。Formaは、建築、エンジニアリング、建設の各分野にわたるデータとワークフローを連携させます。Fusionは、設計と製造を結び付けます。Flowは、メディアとエンターテインメントをつなぎます。Autodeskが40年以上にわたり培ってきた業界の専門知識と組み合わせることで、3つのクラウドは、同社が「プロジェクト・インテリジェンス」と呼ぶものを生み出します。これは、連携されたプロジェクトデータ、業界コンテキスト、AIから導き出される、行動に活用できる知見です。

何かが変わったとき、その違いがはっきりと実感できるようになります。建物の構造変更について考えてみましょう。次世代のAssistantは、プロジェクト・コンテキストの中でその変更を理解し、製作、スケジュール、コスト、施工順序、運用に及ぼす後続工程への影響を特定し、対応に必要なAutodeskの機能を提示できます。Assistantは、単に問題を説明するだけでなく、プロジェクト・インテリジェンスを、チームが選択肢を評価し、信頼性が高く施工可能な成果に近づくために利用する、精度の高い設計・エンジニアリング・生産ツールと結び付けることができます。

「プロジェクトチームは、単一のツールやプロジェクトの一部だけで仕事をするわけではありません。次世代のAutodesk Assistantは、その点を反映しています」と、エンジニアリング、建築、デジタル分野の専門知識を強みとする、北欧全域で事業を展開する分野横断型コンサルティング会社Norconsultのデジタルトランスフォーメーション・リーダー、Marius Jablonskis氏は述べました。「適切なプロジェクト・コンテキストをワークフローに取り込めれば、チームは何に注意を払う必要があるかを把握し、より容易に対応できるようになる可能性があります。また、Autodeskのツールやインテリジェンスに加え、当社独自のツールやインテリジェンスをこのエクスペリエンスに取り入れられることにも、大きな価値があると考えています。」

次世代のAutodesk Assistantの機能

次世代のAssistantは、次の3つの優先事項を軸に構築されています。

  • 何に注意を払うべきかを理解する。Personal Pulseは、プロジェクト全体にわたる優先度の高い課題やインサイトを提示します。Assistant Spacesは、チームとそのエージェントに、問題の調査、共同作業、その後工程への影響の確認に集中できる環境を提供します。
  • ワークフローを横断して行動する。Assistantは、Autodeskの設計、エンジニアリング、クリエイティブ分野に特化したAIと、専門家がシミュレーション、製造、制作に利用する高精度な機能を組み合わせ、自然言語や音声でのやり取りを通じて、意図を信頼性が高くレビュー可能な成果へと変換します。
  • 独自のインテリジェンスを取り込む。Assistant Builderを使用すると、顧客は自社のAIエージェント、ツール、信頼できるパートナーサービスをAutodeskのプロジェクト・コンテキストに接続できます。また、Design & Make Marketplaceのサードパーティ製エージェントへの対応も予定されています。

このエクスペリエンスを支えるAutodesk AI Orchestratorは、特定のタスクに求められる精度、速度、セキュリティ、コストなどに基づいてモデルを評価します。これによりAutodeskは、あらゆる問題に対して単一のモデルに依存するのではなく、さまざまな形態のインテリジェンスを活用できます。

その結果、Autodeskの「Design and Make Platform」および業界クラウド全体で、推論と行動を結び付けるインテリジェンス層が実現しています。これは、プロジェクト・インテリジェンスと、顧客がアイデアを現実世界の成果へと変えるために利用する特化型AIおよび高精度な機能を組み合わせたものです。Autodesk Assistantは、顧客が現在利用している製品内で提供されており、次世代のAssistantを通じて、製品、プロジェクト、チーム全体へと拡大していきます。

専門業務向けに設計

Autodesk Assistantは実際のプロジェクト・コンテキストに基づいており、Autodeskの他のAI機能と同様に、データの完全性、プライバシー、リスクについて評価されています。Autodeskは、Autodesk Assistant向けのAI Transparency Cardsを公開しており、使用されているデータや技術、安全対策、既知の制限事項を明らかにしています。Autodesk Assistantは、適切な制御と人間の監督のもと、専門家の判断を支援するように設計されています。

Autodeskの2027 State of Design & Make Reportによると、調査対象となったDesign and Make分野のリーダーおよび専門家の70%が、AIによって単調で反復的な作業が軽減され、業務に実際に求められる判断力、創造性、専門知識に注力するための余力が生まれると期待していると回答しました。

利用情報

Autodesk Assistantは、すでにAutodeskの業界クラウドおよびFusion、Forma、Flowをはじめとする多くのAutodesk製品で利用可能です。Autodeskは、AU 2026において、拡張された次世代エクスペリエンスをプレビューしています。次世代エクスペリエンスは、まだ一般提供されていません。 

これらの次世代機能の提供状況、展開時期、サブスクリプション条件、地域ごとの詳細については、2027年に発表されます。

よくある質問

Autodesk Forma、Autodesk Fusion、Autodesk Flowとは何ですか?

「Forma」、「Fusion」、「Flow」は、Autodeskが提供する3つの業界クラウドであり、Autodeskが事業を展開する各業界において、データ、ワークフロー、AIを連携させます。

Autodesk Formaは、AEC向けの業界クラウドであり、建築環境にインテリジェンスをもたらすためのAutodeskの基盤です。Formaは、詳細な設計データとプロジェクトデータを共通のクラウドデータ基盤上に統合し、建物のライフサイクル全体にわたるワークフローを連携させるとともに、特化型AIとエージェント型AIに豊富な業界コンテキストを提供します。Formaは、RevitなどのAEC製品の将来像であり、顧客が現在利用している機能を、より連携性が高く、クラウドベースかつAIネイティブな働き方に取り込むものです。

Autodesk Fusionは、設計・製造向けの業界クラウドであり、製品設計、エンジニアリング、製造、生産の各段階にわたるデータとワークフローを連携させます。Fusionは、連携された製品データを中心にチームや専門分野を結び付け、アイデアから製品の製造までをよりシームレスに進められるようにします。

Autodesk Flowは、メディア・エンターテインメント向けの業界クラウドであり、コンテンツの創作と制作全体にわたるデータとワークフローを連携させます。Flowは、クリエイティブチーム、制作データ、AIを結び付け、顧客がアイデアから最終コンテンツまでの制作をよりシームレスに進められるよう支援します。

「Autodesk Assistant」とは何ですか?また、次世代の「Autodesk Assistant」とはどのようなものですか?

Autodesk Assistantは、Autodeskが提供するDesign and Make向けのAIインターフェースであり、プロジェクト・インテリジェンスを顧客のワークフローに取り込み、自然言語とプロジェクト・コンテキストを活用して、顧客が状況を把握し、計画を立て、行動を起こすことを支援します。これにより、顧客はワークフロー全体を通じてAutodeskの特化型AIや機能を活用できる一方、専門家自身が引き続き主導権を維持できます。Autodesk Assistantは、多くのAutodesk製品で一般提供されています。

次世代のAutodesk Assistantは、この基盤を発展させ、プロジェクト・インテリジェンスと、製品、プロジェクト、チームを横断する適切なAutodeskの機能を結び付けるよう設計された、拡張されたエージェント型AIエクスペリエンスを提供します。これらの機能拡張は、AU 2026でプレビュー公開されていますが、まだ一般提供は開始されておらず、2027年から順次提供を開始する予定です。

Autodesk Assistantでは、信頼性をどのように確保していますか?

Autodesk Assistantは実際のプロジェクト・コンテキストに基づいており、AI機能として、データの完全性、プライバシー、リスクについて評価されています。使用されているデータや技術、安全対策、既知の制限事項に関する詳細については、AutodeskがAssistant向けAI Transparency Cardを公開しています。  

プロジェクト・インテリジェンスとは何ですか?

プロジェクト・インテリジェンスとは、連携されたプロジェクトデータ、業界コンテキスト、AIを基に生成される、行動に活用できる知見です。

これは、チームが何が変化したかを把握し、注意を要する点を特定し、後工程への影響を予測し、次にどのような措置を講じるべきかを判断するのに役立ちます。Autodesk Assistantは、Autodeskの業界クラウド内にある連携データとコンテキストを、顧客が具体的な行動に活かせるプロジェクト・インテリジェンスへと変換するように設計されています。

Autodeskは、どのようにしてAIを現実世界に取り入れているのでしょうか?

人々が日々接している建物やインフラ、製品の多くは、デジタルモデルから始まります。AutodeskはAIを、設計、エンジニアリング、建設、製造、運用に用いられる業界データ、プロジェクト・コンテキスト、専門的なワークフローと結び付けます。これによりAutodeskは、AIによる推論と、成果を現実世界で実際に形にできるかどうかを左右するジオメトリ、制約、物理法則、プロセス、高精度な機能を組み合わせることができます。Autodeskは、現実世界でのパフォーマンスが、顧客が次に設計・製作するものに反映される継続的なサイクルの実現を目指しています。

Autodeskにおいて、「エージェント型AI」とは何を意味するのでしょうか?

Autodeskにおいて、エージェント型AIとは、単に質問に答えるだけでなく、プロジェクト・コンテキストを活用して、専門家が意図した成果に向けて状況を理解し、計画を立て、行動を起こすのを支援するAIです。Autodesk Assistantは、すでにAutodesk製品にエージェント型AI機能を導入しています。一方、次世代版は、製品、プロジェクト、チームを横断して情報や専門機能を連携させるよう設計されています。

Autodeskについて

Autodeskは、あらゆるものの設計・製作を支援する存在として、世界中のデザイナー、エンジニア、建設業者、クリエイターから信頼されています。私たちが暮らし、働く建物から、私たちが運転する車や、その車で渡る橋まで。私たちが使い、頼りにする製品から、私たちにインスピレーションを与える映画やゲームまで。Autodeskの

Design and Make Platformは、データの力を引き出してインサイトの獲得を加速し、プロセスを自動化します。これにより、顧客が身の回りの世界を創り、ビジネスと地球により良い成果をもたらせるよう、テクノロジーで支援します。詳細については、 autodesk.comをご覧いただくか、 @autodeskをフォローしてください。#MakeAnything

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