3段パレット保管とシングルポジションリフトを組み合わせ、限られた天井高で高密度保管を実現
東京、2026年9月3日 /PRNewswire/ — 地価の上昇が続くなか、倉庫の自動化に対する需要が高まるにつれ、限られた建物の高さをより有効に活用することは、倉庫運営者にとってますます重要な課題となっています。
スマート倉庫ロボット技術を手掛けるZS Roboticsは、日本国内の高さ約5.5メートルの倉庫向けに設計された高密度保管ソリューションを発表しました。スペースの最適化、安全性を重視した設計、そして現地でのサービスサポートを通じて、このソリューションは、既存の倉庫が限られた垂直空間という制約を克服できるよう支援することを目的としています。
3段パレット保管:限られた高さからさらなる可能性を引き出す
日本にある既存の倉庫の多くは、建物の高さがおよそ5.5メートル以内となっています。このような高さの制約がある場合、従来の構成ではパレット保管が1~2段にとどまってしまうため、保管密度の向上が倉庫の改修における重要な課題となります。
この課題に対処するため、ZS Roboticsは設備設計とラック構成を最適化し、3段パレット保管システムを実現することで、利用可能な垂直空間を最大限に活用できるようにしました。また、このソリューションには、日本市場の要件を満たす耐震ラックも組み込まれています。
このソリューションの中核をなすのは、連携して動作する2つの機器です。
1つ目は、ZS-H125 四方向シャトルです。高さ制限のある倉庫向けに、125 mmという超低背設計が特徴です。15個のセンサーが高精度な位置決め、先を見越したアラート、動的な障害物回避をサポートする一方、20輪駆動システムにより、ラック・レールにかかる負荷を30%低減し、段差乗り越え性能と走行安定性を向上させます。50Ahのバッテリーにより、10~12時間の連続運転が可能で、-25°Cまでの低温環境でも安定した性能を発揮します。
2つ目はシングルポジションリフトで、各階わずか1保管間口のみを使用し、従来のリフト構成と比較して、1レベルあたり約8保管間口分のスペースを削減することができます。このリフトはピット工事不要の設計を採用しており、1段目の保管高さを100mm以上低減します。双方向メカニカルストッパーによる純機械式インターロック構造により、停電やネットワーク障害が発生した場合でも、シャトルが落下するのを防ぎます。
どちらの機器も、90%モジュール化・分離設計を採用しており、主要コンポーネントを最短5分で交換することが可能です。これにより、現場の担当者は専門の技術者に頼ることなく、日常的なメンテナンスを行うことができます。ZS Roboticsは、日本国内に現地のスペアパーツ倉庫と専門のサービスチームを設置し、標準的なSLAに基づく対応サービスに加え、最大10年間のアフターサービスサポートを提供しています。
日本市場:10件のプロジェクトが完了し、約80ユニットを導入
これまでに、ZS Roboticsは日本で10件のプロジェクトを実施し、本州と九州に計80台近くの機器を導入しており、総稼働面積は7,565平方メートルを超えています。これらの導入事例は、自動車、食品・調味料、印刷物、清掃用品、日用消費財などの業界にわたり、日本はZS Roboticsにとって最も確立された海外市場の一つとなっています。
ZS Roboticsは、アジア、南米、北米、オセアニアで250件以上のプロジェクトを完了しており、四方向シャトルを1,000台以上導入しています。2026年以降、海外プロジェクトの割合は50%に達しています。
LTT 2026:3つの主力製品が同時にデビュー
9月8日から11日まで開催される「Logis-Tech Tokyo 2026」において、ZS RoboticsはブースE7-W23にて最新の技術を展示します。本展示会では、シングルポジションリフトおよび高さ5.5mの倉庫向け高密度保管ソリューション一式が世界初公開されるほか、4方向パレットシャトル「ZS-H125」がアジアで初公開されます。
また、インテリジェントソフトウェアプラットフォーム「ZSmart」も展示され、高さ制限のある倉庫における高密度自動化を実現するために、ハードウェアとソフトウェアがどのように連携するかが紹介されます。

