ルクセンブルク, 2026年4月22日 /PRNewswire/ — 欧州データ保護会議(EDPB)は、個人データ保護を強化しつつ国際データ移転を促進するため、2つの重要な決定を行いました。まず、ユーロプライバシー(一般データ保護規則(GDPR)の欧州データ保護シール)を欧州以外の国々でも利用できる拡張を承認しました。また、GDPR第46条に基づく国際データ移転の仕組みとして新たなユーロプライバシー基準を承認しました。
GDPR認証はグローバルへ
EDPBによる第一の決定は、欧州域外におけるユーロプライバシー認証の利用を認めるものです。ユーロプライバシーは、EU及びEEA加盟国に拠点を有する企業のため、GDPR第42条に基づく欧州データ保護シールとして、既に承認されています。今回の決定により、世界中のGDPRの適用対象となる企業は、自社のデータ取扱活動のコンプライアンスを証明するため、本仕組みを利用できるようになります。
国際データ移転の新たな仕組み
また、EDPBは、新たなユーロプライバシー認証基準を承認しました。本基準はGDPR第46条に基づき、国際データ移転のための適切な保護措置の一つとして利用できます。これは、越境データフローにおける認証方法の具体化(Operationalization)に向けた重要な一歩となります。実務において、拘束力があり執行可能な約束が整備されていることを条件として、EEA域外でデータ輸入者として活動する企業によるGDPRの要件遵守の証明を支援します。本進展により、法的確実性は高まり、また、国際データ移転に対する信頼性は向上します。
データ移転への影響
国際データ移転を行うための個人データの義務はますます増大しています。GDPRは、認証に73回言及しています。独立した第三者による評価及び監査を通じて、認証はコンプライアンス及びデータ移転を促進します。欧州で既に認証を導入した企業によれば、以下のような効果が認められたとのことです。
- コンプライアンスの確認及び証明
- リスクの低減及び信頼性の向上
- コンプライアンスの簡素化及び関連コストの削減
- コンプライアンスの価値化、並びに、競争優位性及び収益の源泉への転換
- データ移転の促進
さらに、ユーロプライバシーにより、企業は以下が可能になります。
- コンプライアンス評価のEU域外への拡張
- コンプライアンス及び認証を支援するオンラインリソースの利用
- サービスプロバイダーのグローバルなエコシステムの活用
国際的なデータ保護認証へ
EDPBは、GDPRのメカニズムを他国でも利用できるようにすることで、国境を越えたデータ保護コンプライアンスを示すための信頼性の高い仕組みを提供するという、高まるニーズに応えようとしています。インタープライバシーは、世界中での利用が国際認定フォーラム(IAF)によって承認された国際的なデータ保護認証制度であり、ユーロプライバシーと整合しています。両者は、個人の権利及び自由を尊重するデジタル経済を支えるため、補完し合っています。
便利なリンク
- ユーロプライバシー:europrivacy.org
- ECCP:eccpcenter.org
- EDPB:edpb.europa.eu
- 第一のEDPBの意見
- 第二のEDPBの意見
- •ウェビナー (5月5日):academy.europrivacy.com/events/gdpr-certification-goes-global
