中国・南通、2026年7月28日 /PRNewswire/ — Highstarは、2026年GGIIエネルギー貯蔵産業サミット(2026 GGII Energy Storage Industry Summit)において、人工知能データセンター(AIDC)向けのフルチェーン電池セルソリューションを発表しました。この製品群は、電力供給における3つの重要な階層を網羅しています。具体的には、グレースペース向けUPSおよび高電圧直流(HVDC)システム、ホワイトスペース向けバッテリーバックアップユニット(BBU)、系統側蓄電システムです。

At the press conference
At the press conference

グレースペースとホワイトスペースの課題に対応する専用セル

AIワークロードの増大によってラック密度が高まり、負荷変動が大きくなる中、データセンターには、より迅速な応答性能、信頼性の高いバックアップ、温度上昇の抑制、より高いライフサイクル性能が求められています。Highstarのソリューションは、演算機器の負荷に最も近い階層向けの2つの製品を中核としています。

グレースペース向けの85Ah高レート型リン酸鉄リチウムイオン電池セルは、短時間で高出力を供給し、頻繁なパルス動作条件下でも信頼性の高いバックアップ機能を維持する必要があるUPSおよびHVDCシステム向けに設計されています。高レート放電性能、熱制御性能、安全性、耐久性により、コンパクトなシステム設計を支えるとともに、運用者が可用性とライフサイクルコストのバランスを取れるようにします。また、50Ahナトリウムイオン電池セルは、-40°C~80°Cの広い温度範囲での動作に、より適しています。

ホワイトスペースのBBU向けに、Highstarは、18650規格および21700規格に対応するタブレス円筒形セル製品群を提供しており、LFP系と高ニッケルNMC系の両方を取り揃えています。BBU用途向けに設計されたこれらのセルは、高い瞬時出力と低い内部抵抗を備え、温度上昇を抑えて安全性を高めるとともに、ラックスペース、電力、コストに関するさまざまな要件に対応しています。

系統側蓄電でフルチェーンを完成

この系統側システムは、314Ahリチウムイオン電池セルと160Ahナトリウムイオン電池セルを採用し、長時間蓄電、サイクル寿命、迅速な電力供給能力のバランスを実現しています。これら3つの階層が一体となり、ラックレベルの保護およびシステムレベルのバックアップから上流側の蓄電までを網羅する、相互に連携した製品群を形成しています。

この製品群は、リチウムイオンおよびナトリウムイオンの電池化学系と、角形および円筒形のセルプラットフォームを組み合わせています。Highstarの技術は、正極、負極、電解液、セパレーターの開発と、タブレス集電、高精度の圧力解放、指向性排気などの構造設計を統合しています。

個々のセルから用途面での協業まで

このフルチェーン構成は、電源機器サプライヤー、システムインテグレーター、データセンター運営事業者にとって、選定と統合に伴う複雑さを軽減するよう設計されています。また、さまざまなAIDC電源アーキテクチャにわたる共同検証と用途別開発のための共通基盤も提供します。

同サミットで、Highstarは「2026年グローバルAIDC電源産業発展ブルーブック(2026 Global AIDC Power Supply Industry Development Blue Book)」の発表にも参加し、「AIDC蓄電分野のトップベンチマーク(Top Benchmark in AIDC Energy Storage)」として表彰され、業界の権威ある評価を得ました。