急速に拡大する韓国の賃貸住宅市場に焦点を当てた戦略を欧州の年金投資家が支持
ニューヨーク, 2026年6月6日 /PRNewswire/ — Tishman Speyerは、Korea Living Venture(KLV)の初回クロージングを発表し、ソウル全域の集合住宅および宿泊施設の取得、リポジショニング、開発に特化した新たなファンドについて、欧州の優良年金基金2基金から総額3億ドルの第三者出資コミットメントを確保しました。
APG Asset Management N.V. (APG)およびBouwinvestからの出資コミットメントは、KLVに強固な基盤をもたらすものであり、KLVは約4億ドルの出資コミットメント獲得を目指しています。予定される資金調達を含めると、これは8億ドル超の投資余力に相当します。この戦略は、アジアで最も急成長している集合住宅市場の一つである韓国の賃貸住宅セクターに対する機関投資家の確信が高まっていることを示しています。
APGは、オランダの年金基金ABPに代わって資産を運用する、世界最大級の年金投資家の一つです。
Bouwinvestは、年金顧客に代わり、世界の住宅および不動産セクターへの分散投資を通じた長期的価値の創出に注力する、オランダを代表する機関投資家向け不動産投資運用会社です。
KLVは、ソウル、京畿道利川市、および首都圏全域のその他の成長性の高いエリアで、ビジネス街や大学キャンパスへのアクセスに優れた主要交通結節点付近の物件を投資対象とします。
Tishman Speyerの価値向上およびプレイスメイキングに関する専門知識を活用し、当ファンドは、開発プロジェクトにも選択的に投資しつつ、主として価値向上の余地がある既存の居住用資産に注力します。この統合的なアプローチは、短期的な安定性と長期的な成長のバランスを取り、KLVによる質の高い居住用資産の分散ポートフォリオ構築を可能にします。
ソウルでは、住宅費の上昇、単身世帯の増加、外国人居住者および留学生の増加といった社会経済構造の変化を背景に、賃貸需要が急増しています。これらの動向が相まって、ソウルの賃貸市場に長期的な厚みと底堅さがもたらされています。
Tishman Speyerの汎アジア責任者であるGraham Mackieは、次のように述べています。「韓国の居住用不動産セクターには、需要の拡大と供給制約を背景に、機関投資家による投資が十分に進んでいない大きな投資機会があります。この戦略により、Tishman Speyerのグローバル・ポートフォリオをさらに多様化しながら、成長性の高い市場における当社のプレゼンスを拡大できます。」
APGの不動産担当シニア・ディレクターであるJoelin Maは、次のようにコメントしています。
「韓国の居住用不動産セクターは、当社がアジアの先進市場全体で投資対象としている構造的な機会を示す好例です。人口動態の変化、賃貸需要の拡大、専門的に運営・管理される居住施設の普及拡大が、力強い長期的ファンダメンタルズを引き続き支えています。当社は、これを、この地域における安定性が高く、収益を生み出す不動産エクスポージャーを得る魅力的な手段と捉えています。Tishman SpeyerおよびBouwinvestとのパートナーシップは、優れた現地実行力と構造的な柔軟性を兼ね備えています。これには、コア不動産投資に対するAPGの長期的なアプローチに沿った、オープンエンド型コア・ビークルへと発展する可能性も含まれます。」
Bouwinvestのアジア太平洋投資担当ディレクターであるRobert Kootは、次のようにコメントしています。
「当社のKorea Living戦略は、アジアで最も活力があるとされ、機関投資家市場として成熟しつつある住宅市場の一つである韓国の住宅市場について、その長期的なファンダメンタルズに対する当社の強い確信を反映しています。居住用不動産セクターにおける当社のグローバルな経験を基盤として、APGおよびTishman Speyerとの提携により、質が高く、規模拡大が可能なポートフォリオを構築する上で非常に有利な立場に立てると考えています。当社の運用戦略の一環として、現代の韓国世帯のニーズに応える、持続可能で将来に対応した住宅ソリューションを提供することで、都市生活の発展に貢献するとともに、顧客に安定性の高い長期的リターンをもたらすことを目指しています。」
Bouwinvestのシニア・ポートフォリオ・マネジャーであるJorrit Sennemaは、次のようにコメントしています。
「ソウルの住宅市場は、重要な転換点を迎えています。既存の住宅ストックのかなりの部分が老朽化し、現在の都市住民のニーズに適合しなくなっています。同時に、単身世帯の急速な増加が需要を根本から変化させており、設計に優れ、専門的に管理される居住ソリューションへの明確なニーズが生まれています。この不均衡は、同セクターの機関投資家向け市場としての成熟を引き続き促しながら、現在の人々の暮らし方をより的確に反映した現代的で質の高い住宅を提供する、魅力的な機会をもたらします。」
この投資ビークルは、投資対象とする資産クラスおよび地域の範囲を拡大するTishman Speyerの継続的なグローバル分散戦略をさらに推進するものです。
本記事は情報提供のみを目的としており、いかなる法域においても、いかなる持分についても、その売付けの申込みまたは引受けの申込みの勧誘を構成するものではありません。
Tishman Speyerについて(tishmanspeyer.com)
Tishman Speyerは、米国、欧州、アジア、ラテンアメリカの約40の主要市場で、優良不動産の所有、開発、運営、投資運用を手掛ける大手企業です。当社のポートフォリオは、市場価格帯の住宅コミュニティーおよび手頃な価格の住宅コミュニティー、一流オフィス物件および小売スペース、産業施設およびデータセンター施設、複合用途キャンパス、不動産クレジット投資に及びます。当社は、Breakthrough Propertiesとの合弁事業を通じて最先端のライフサイエンス・センターを創出し、戦略的なプロップテック投資を通じてイノベーションを促進しています。グローバルな視野、現場での専門知識、一人ひとりに合わせたアプローチにより、当社はイノベーションを促進し、グローバルおよび地域のトレンドに迅速に適応し、顧客の変化するニーズを積極的に予測しています。健康とウェルネス、先進的なプレイスメイキング、さらにテナント向けアメニティー・プラットフォームであるZOや、フレキシブル・スペースおよびコワーキング・ブランドであるStudioなどの顧客重視の取り組みを当社の建物に組み込むことで、そこで働き、暮らす人々の体験を向上させています。1978年の創業以来、Tishman Speyerは、合計600件、総面積2億4,200万平方フィート、総額約1,380億米ドルの不動産を取得、開発、運営してきました。当社の現在のポートフォリオには、ニューヨーク市のロックフェラー・センター、上海のザ・スプリングス、フランクフルトのタウヌス・トゥルム、サンフランシスコで開発が進むミッション・ロック地区など、象徴的な資産が含まれます。
APGについて(https://apg.nl/en)オランダ最大の年金サービス・プロバイダーであるAPGは、460万人の加入者のために、約6,010億ユーロ(2025年12月)の年金資産を運用しています。APGは、経営コンサルティング、資産運用、年金事務管理、年金関連コミュニケーションを提供しています。当社は約4,000人の従業員を擁し、ヘールレン、アムステルダム、ブリュッセル、ニューヨーク、香港、シンガポールを拠点に事業を展開しています。当社は、教育、政府、建設、清掃、住宅協会、保護雇用組織、専門医、建築家の各分野の年金基金および雇用主にサービスを提供しています。
Bouwinvestについて(https://bouwinvest.com/)
Bouwinvestは、機関投資家のお客様に財務的リターンをもたらすことに尽力しています。オランダの建設労働者年金基金bpfBOUWを母体とする当社は、178億ユーロの資産を運用する投資運用会社として独自の地位を築いてきました(2025年末時点)。当社は、厳選されたオランダ国内の直接投資と対象を絞ったグローバル間接投資のポートフォリオへのアクセスを機関投資家に提供するとともに、個別ニーズに応じた投資機会も提供しています。当社は、投資哲学に基づき、ESGへの配慮が投資意思決定に不可欠な要素となり、かつ、そうした配慮が当社の投資期間内に財務的リターンをもたらすことと整合している場合にのみ、長期的な成功と市場を上回る運用成果を達成できると認識しています。両者を統合することで、当社は社会に前向きな貢献をしながら、投資家の将来的な財務価値の保全と成長を両立させています。当社にとって、それこそが「生涯にわたる真の価値(real value for life)」です。
写真 – https://mma.prnasia.com/media2/2995139/Tishman_Speyer_Seoul_Skyline.jpg?p=medium600

