• 量産を見据えた統合ソリューション:自動車OEMに対しホログラフィック・フロントガラス・ディスプレイ(HWD)を提供
  • 次世代型フロントガラス:ホログラフィー技術により、運転情報とエンターテインメント(インフォテインメント)を両立する新たなインターフェース
  • 2029年の量産化を目指す 各社の強みを結集信頼性とコスト効率に優れた量産体制を確立

ノルダーシュテット、ドイツ, 2026年2月3日 /PRNewswire/ — プおよび接着ソリューションを展開する tesa は、ZEISSSaint-Gobain SekuritHyundai Mobis と共に、未来志向のパートナーシップ「QuadAlliance」を結成しました。4社は自動車向けホログラフィック・フロントガラス・ディスプレイ(HWD)に必要となるホログラフィック光学素子(HOE)のコンセプト設計・原版開発・量産をはじめ、フロントガラスへの積層、PGU(画像生成ユニット)技術、HMI(ヒューマンマシンインターフェース)の統合に至るまで、エンドツーエンドで一貫してカバーし、迅速なワンストップ・ソリューションを提供します。本提携を通じて、自動車業界において高まり続ける次世代ディスプレイおよびインフォテインメントに対する需要に応えていきます。

ワンストップ・ソリューション - OEM向け量産対応ホログラフィック・ウィンドシールド・ディスプレイ。
ワンストップ・ソリューション – OEM向け量産対応ホログラフィック・ウィンドシールド・ディスプレイ。

フロントガラスを”透明なインターフェース”へ

今日の自動車のコックピットは、いくつかの課題を抱えています。運転に必要な重要情報がドライバーの視線上に配置されていないことや、車室内に設置された複数のディスプレイがスペースや視認性の面で競合している点が挙げられます。新たなハードウェアの追加は、車両重量や消費電力の増加につながるだけでなく、視界の煩雑化を招く恐れもあります。一方で、ドライバーは直感的で個性的な車内体験を求めていますが、従来型ディスプレイでは表示サイズやデザインの自由度に限界がありました。

そこで、ホログラフィー技術を活用した次世代型フロントガラスに運転情報やさまざまな情報を表示することで、透明なインフォテインメント・インターフェースとして活用するというアプローチが注目されています。tesaZEISSSaint-Gobain SekuritHyundai Mobis は、それぞれの技術力を結集し、このソリューションの実用化と量産化を目指します。

HWDの主な特徴

  1. 超大型・光学透明ディスプレイ:HOE透過率92%以上を実現し、従来のパノラマHUDと比べて高い寸法柔軟性を確保
  2. 高い設計自由度: 1.5L未満のコンパクトなパッケージング、PGUの柔軟な配置が可能で、曲面ガラスにも対応
  3. 優れた明るさと視認性:直射日光下でも視認可能な10,000 nit以上の高輝度RGB表示
  4. 将来を見据えた性能:PGU技術の進化に伴い、4K、さらにはそれ以上の高解像度にも対応可能
  5. 安全性・快適性・プライバシーの向上:ドライバーの視線上に情報を表示することで視線移動を最小化し、注意散漫を抑制。ドライバーと同乗者それぞれに最適化された情報を表示できるデュアル表示(デュアル・アイボックス)にも対応
  6. 高効率・軽量化光利用効率の向上と大幅な軽量化により、消費エネルギーおよびCO排出量の削減に貢献

2029年のHWD量産化に向けた包括的なバリューチェーン

4社が共有する目標は、2029年までにホログラフィック・フロントガラス・ディスプレイの量産を開始することです。その実現に向けて、各社はロードマップ、開発リソース、評価・承認プロセスを緊密に連携させ、自動車OEMが検証済みかつ産業用途に適した技術プラットフォームへ迅速にアクセスできる体制を構築します。

ホログラフィック光学素子の原版開発および量産、高性能な粘着・積層ソリューション、自動車グレードのシステム統合に至るまで、各社の強みを連携させることで、OEMにとっての開発の複雑さを軽減し、プロジェクトのリードタイム短縮と開発リスクの低減を可能にします。

自動車用ガラスは、もはや外界を見るための受動的な素材ではなく、没入型体験への入り口となる動的なインターフェースへと進化しています」と、tesa SE の最高技術責任者(CTO)であるイングリッド・セバルド博士は述べています。「グローバルアライアンス各社の強みと、tesa が長年培ってきた材料およびプロセスの専門知識を融合することで、お客様のプロセスにシームレスに組み込めるワンストップ・ソリューションを提供します。フロントガラスを透明なホログラフィック・インターフェースへと進化させ、ドライバーと車両、そして周囲の世界との関係性を再定義していきます。このパートナーシップが切り拓く可能性に大きな期待を寄せており、共に新たなディスプレイ設計の基準を打ち立て、これらのイノベーションをグローバルに展開していきます。

品質・信頼性における新たなベンチマーク

QuadAlliance 4社はいずれも自動車産業で実績を持つ信頼性の高いサプライヤーです。プロセス統合により、自動車OEMは必要に応じてパートナーを柔軟に選択しつつ量産に耐える品質・供給体制を確保できる仕組みです。各社は先進技術量産対応力、柔軟かつ堅牢な供給体制を兼ね備えており、HWDの量産開始目標時期を見据えた体制の強化を進めていきます。

補足

QuadAllianceにおける役割分担

  • ZEISSホログラフィーおよびリソグラフィー分野で40年にわたる知見を有し、ホログラフィックフィルムの光学設計および原版開発を担当
  • tesa材料科学およびプロセス技術の専門性を生かし、ホログラフィックフィルムの高精度かつ安定した量産を実現
  • Saint-Gobain Sekurit革新的な自動車用グレージングシステムのリーダーとして、ホログラフィックフィルムをフロントガラスへシームレスに統合
  • Hyundai Mobis先進HMIおよびシステム統合の専門企業として、最先端のPGU技術により優れた表示性能を提供

tesa SE について

tesa は、革新的な粘着テープおよび接着ソリューションを世界100か国以上で展開するグローバル企業です。現在は、持続可能性と省エネルギー型プロセスに重点を置き、環境負荷の低い製品開発および溶剤を使用しない製造プロセス、再生可能エネルギーの活用を推進しています。

2024年のグループ売上高は17億ユーロで、その約4分の3は産業用途向け製品によるものです。ドイツ、イタリア、中国、米国、ベトナムに生産拠点を有し、約5,400名の従業員を擁しています。tesa SE 2001年より Beiersdorf AGNIVEAEucerinLa Prairie など100子会社として事業を展開しています。

お問い合わせ先

tesa SE Corporate Communications
Hugo-Kirchberg-Str. 1 22848 Norderstedt 
Germany

電話番号+49 40 88899 0
メールアドレス pr@tesa.com 

写真:https://mma.prnasia.com/media2/2873344/tesa_SE.jpg?p=medium600
写真:https://mma.prnewswire.com/media/2873345/tesa_SE_Windshields.jpg
ロゴ: https://mma.prnewswire.com/media/2873343/Quad_Alliance_partner_Logo.jpg

Windshields become transparent, interactive information interfaces.
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