ミュンヘン、2025年12月24日 /PRNewswire/ — JA Solarは、世界的に信頼されるグリーンエネルギー分野のパートナーとして、新たなPower Talkウェビナーシリーズを開催し、欧州を代表する太陽光発電プロジェクトの一つであるボルシア・ドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクにおける太陽光発電設備を特集しました。

 
JA SOLAR Power Talk Webinar Showcases Landmark PV Project at Borussia Dortmunds SIGNAL IDUNA PARK

スタジアム屋根上の太陽光発電(PV)システムとして世界最強とRIDにより認証された同プロジェクトは、大規模な都市インフラにPV技術を統合するうえでの重要な節目を示すものです。現在、1万1,000枚を超えるJA Solarのフルブラックモジュールがスタジアムの屋根を覆い、年間4GWh超のクリーン電力を生み出すとともに、CO₂排出量を年間約1,700トン削減しています。同設備は、厳格な建築基準、安全要件、運用要件を満たしながら、ランドマークとなる施設に高性能なPVソリューションを導入できることを実証しています。

ウェビナーの登壇者は、同プロジェクトの構想段階から試運転・本格稼働に至るまでの歩みを振り返り、初期段階での実現可能性調査、長期的な計画立案、そして関係者間の緊密な連携の重要性を強調しました。また、欧州で最も多忙なスタジアムの一つを舞台に、スポーツおよび非スポーツイベントが過密に組まれた日程、厳格な安全基準、変わりやすい気象条件に対応しながら工事を進める必要があったという、物流面および技術面での課題についても言及しました。

発電という役割を超え、本設備は持続可能性を力強く発信する象徴的な存在となっています。毎年数百万人に及ぶ来場者や視聴者を擁するジグナル・イドゥナ・パルクは、エネルギー転換を訴求し、プロスポーツが気候目標の達成を積極的に支援できることを示すうえで、今までにない発信力を備えています。

JA Solarにとってこのプロジェクトは、複雑かつ高い注目度を伴う環境においてPVソリューションを提供する能力を示す、フラッグシップとなる導入実績です。同社が、厳しい要件が求められる用途においても、信頼性の高い製品供給と高性能モジュールを確実に提供できる能力を備えていることを示すものであり、欧州をはじめとする公共インフラやスポーツ施設全体におけるPV)統合の新たな機会を切り拓いています。

同ウェビナーには、JA Solarの欧州マーケティング・市場調査責任者であるPetra Zelenická氏、ボルシア・ドルトムントのエネルギーマネージャーであるFlorian Demnitz氏、RWEのバッテリー開発PMOプロジェクトリーダーであるChristoph Kielhorn氏が登壇しました。同セッションは、JA Solarのマーケティング・ソーシャルメディアマネージャーであるGianluca Michieletto氏がモデレーターを務めました。

JA Solarについて

2005年に設立されたJA Solarは、ウエハー、セル、モジュール、エネルギー貯蔵に至るまで垂直統合型の事業を展開する、PVソリューション分野のグローバルリーダーです。同社は海外に16の子会社を擁し、180の国・地域の顧客にサービスを提供しています。2025年第3四半期時点で、JA Solarのセルおよびモジュールの累計出荷量は約317GWに達しており、2,000件を超える特許と強固なグローバルネットワークに支えられています。