シンガポール、2025年12月24日 /PRNewswire/ — デジタル・コンテンツの収益化および決済最適化分野で世界をリードするCodaが新たなソリューションCoda Linksを正式に発表しました。このソリューションにより、従来のリンク・アウトは、安全性が高く、高いコンバージョン率を実現する消費者直接取引(D2C)へと変身します。
 
Coda Linksの導入は、アプリ外での収益化を取り巻く環境が大きく変化する中で行われました。米国、欧州、アジアにおける最近の法規制の変更は、開発者にとって新たな機会をもたらしています。ユーザーと直接取引できるようになっているのです。米国では近年、反トラスト法に関する判決が相次いでいます。Epic Games訴訟に関する判断や、サードパーティ製アプリ・ストアのより簡単なダウンロードを可能にし、開発者が代替的な決済手段へユーザーを誘導できるようにするGoogleの和解案などが、その代表例です。こうした動きは、より開かれたエコシステムへと向かう明確な流れを示しています。欧州では、デジタル市場法(Digital Markets Act)がプラットフォームによる支配を制限し、代替的な決済手段の機会拡大を図っています。アジアでも、12月18日に施行された日本のモバイル・ソフトウェア競争促進法により、AppleおよびGoogleは、代替アプリ・ストア、サードパーティによる課金手段、ならびに外部の決済ページへのリンク・アウトを認めることが義務付けられました。また、東南アジア全域でデータ保護および決済に関する規制が強化されていることも、パブリッシャーがプレイヤーとの間により直接的な関係を構築する後押しとなっています。
この変化は、より開放的な環境を志向する世界の潮流を反映したものです。その一方で、開発者は、ダイレクト・コマース戦略を拡大する中で、運用面およびコンプライアンス面での課題の増大にも直面しています。東南アジアでは現在、モバイル・ゲーム収益の38%をアプリ外での収益化が占めており、わずか2年で21%からほぼ倍増しています。より多くのプレイヤーがウェブベースの決済へと移行する中、パブリッシャーには、その移行を支える安全性と信頼性を備えたインフラストラクチャが求められています。
Coda Linksは、こうした実行面でのギャップを解消し、最初のクリックからシームレスで、データ活用に優れ、コンプライアンスにも配慮したD2C体験をパブリッシャーに提供します。このソリューションは、インテリジェントなディープ・リンクを活用し、ユーザーを自動的に識別するとともに、プレイヤーID、SKU、希望する決済手段などの重要なデータを、事前に情報を入力済みの決済フローへ直接渡します。これにより、アプリ内からウェブへ移行する際に、ログインの煩雑さや多段階のフローによって購入を途中で断念してしまうケースを減らすことができます。
この機能は、すでにCodaの主要なパブリッシャー・パートナー数社によって、人気の高いモバイル・ゲームの一部で導入、活用されています。Coda Linksは、プレイヤーをCodashopへリダイレクトすることで、iOSトラフィックの18%を同サイトに誘導し、取引量を8倍超に拡大しました。その結果、米国の大手パブリッシャーの月次収益が14倍に拡大しました。Coda Linksは、パブリッシャーのウェブ・ストアへの直接的な流入拡大にも貢献しており、導入から最初の3か月間で新規訪問者数を30%増加させています。いずれの場合でも、Coda Linksは明確かつ着実な収益成長をもたらしています。
また、Coda Linksは、アプリ外での収益化を最適化するために必要な可視性をパブリッシャーに提供します。ユーザー行動や取引パターンを細かく把握できるため、オファーのテストや価格の見直し、長期的なリテンション戦略の構築が可能となり、顧客データの完全な所有権も維持できます。
「リンク・アウトは、大規模展開に耐えうるインフラストラクチャがあってこそ真価を発揮します。Coda Linksは、アプリ外での収益化ソリューションを通じて収益を拡大するために必要な運用の主導権、信頼性、そしてコンプライアンスの基盤をパブリッシャーに提供します」とCodaの最高商務責任者、Zac Liew氏は述べています。「私たちは実行面での摩擦を取り除き、パートナーが安心して価値を最大化できるよう支援します。Coda Linksは実行面でのギャップを解消します。私たちは、あらゆる市場、決済手段、規制環境においてリンク・アウトの可能性だけでなく、収益性を実現します。」
Coda Linksは幅広い収益化モデルを支える柔軟な統合オプションを用意しています。パブリッシャーは、迅速に導入できるシンプルな決済ページを選択できます。また、CodaのコマースAPIを用いたフル・チェックアウト・ページ連携により、パーソナライズされたオファーやロイヤルティ・プログラムなどの高度な機能を活用することも可能です。さらに、App StoreやGoogle Playのポリシーに合わせて追加の手順が必要となる地域向けには、中間ページを用意しています。いずれのオプションでも、高い安全性を備え、各地域向けに最適化され、コンバージョン率向上を意識した環境を提供します。
Codaのインフラストラクチャは、同社の製品群を通じて300社以上のパブリッシャーの収益化戦略を支えており、創業以来、3億人を超える課金/購入ユーザーとの接点を提供してきました。Codaのソリューションを活用するパブリッシャーは、決済コンバージョン率の向上とグローバル展開の加速を実現しており、70を超える市場で取引量を何倍にも拡大し、収益を大幅に成長させています。これらの成果は、Codaが各地域向けに実装した決済ネットワーク、コンプライアンスに関する専門知識、そして用途に特化したコマース機能の効果を反映したものです。
ゲーム、ストリーミング、生産性、クリエイター・エコノミーといった各分野がウェブ直結型の収益化へと移行している中、Coda Linksは、コンプライアンスに準拠し、高いパフォーマンスを発揮する持続可能なD2C収益チャンネルをグローバル規模で構築する手段をパブリッシャーに提供します。
Coda Linksは現在、世界各地のパートナーに向けて提供されています。詳細については、www.coda.co/product/coda-linksをご覧ください。
Coda Linksの導入方法については、https://www.youtube.com/watch?v=ZQhG8s4hLLoをご覧ください。
Codaについて
Codaは、デジタル・コンテンツの収益化および流通の分野で世界をリードする企業です。私たちは、Activision、Electronic Arts、Riot Gamesを含む300社以上のパブリッシャーから信頼を得ており、世界規模での利用者拡大と収益成長を支援しています。Codaのアプリ外ソリューションには、さまざまなものがあります。たとえば、Custom Commerceでは完全にカスタマイズ可能なウェブ・ストアを構築でき、Codapayは一度のAPI連携だけでシームレスなダイレクト決済をパブリッシャーのウェブ・サイトで実現します。また、数百万人のゲーマーがゲーム内コンテンツを購入するために利用するマーケットプレイスCodashopや、信頼できるコマース・パートナーのネットワークを通じてコンテンツのリーチ拡大を支援するDistributionなどもあります。2011年に設立されたCodaは、シンガポールに本社を構え、世界中に550人以上のCodan(コーダ社員)を擁しています。Codaはこのほど、欧州を代表するプリペイド決済プラットフォームRechargeを買収しました。Codaは、Apis Partners、Insight Partners、Smash Capitalの支援を受けています。また、Financial TimesによるAPAC High Growth Company(2023年)に選出されたほか、Granite AsiaのNextGenTech 30(2024年)にもランク入りしています。さらに、FortuneのFintech Innovation Asia(2024年)で決済分野のリーダーとして認定され、The Straits TimesのFastest Growing Fintechs(2024年)にも名を連ねています。Codaの詳細については、coda.co をご覧ください。
