リヤド(サウジアラビア), 2025年11月26日 /PRNewswire/ — UNIDOは、サウジアラビア・リヤドで開催された第21回UNIDO総会(UNIDO General Conference、GC21)において、初の「ワン・ワールド持続可能性賞(ONE World Sustainability Awards)」の受賞者を発表し、世界中で持続可能かつ包摂的な産業開発を推進する革新者を称えました。
UNIDO Director General with the winners of the inaugural ONE World Sustainability Awards at GC21 in Riyadh
サウジアラビアの産業鉱物資源省産業担当副大臣、エンジニアのKhalil bin Ibrahim bin Salamah氏は、この賞の変革的な力を強調しました。「これらの賞は世界に明確なメッセージを送っています。収益性とポジティブな影響が両立し得ること、そして持続可能性はもはや選択肢ではなく、強力な経済の原動力であることです。」
UNIDO事務局長は開会の挨拶で次のように強調しました。「これは持続可能性が選択肢ではなく標準となる動きの始まりです。受賞者たちは、革新と責任と成功が両立し得ることを示しています。今日の私たちの選択(生産と消費の方法)は、現代の社会と未来の社会に影響を与えます。共に力を合わせれば、公平で持続可能、すべての人々に機会に満ちた未来を築けます。」
グローバル産業サミット2025(Global Industry Summit 2025)の一環として創設された本賞は、「革新的なスタートアップ(Innovative Startups)」部門、「持続可能なサプライ・チェーン(Sustainable Supply Chains)」部門、「産業分野における女性(Women in Industry)」部門、「生涯功労(Lifetime Achievement)」部門の4カテゴリーにおいて個人および組織を表彰します。。
Amit Singh氏が代表を務めるNature Bio Foodsは、持続可能なサプライ・チェーン賞(Sustainable Supply Chains Award)を受賞しました。インドに拠点を置く同社は、インド、アフリカ、ヨーロッパの96,000人以上の小規模農家と連携し、気候変動に強いカーボンニュートラルな農業モデルの先駆的取り組みを行っています。
産業分野における女性賞(Women in Industry Award)は、ケニアのDrop Access LimitedのCEOであるNorah Mageroに授与されました。アフリカ全域におけるワクチン配布と食料システムを支える太陽光発電によるコールドチェーン技術革新を推進した功績が認められました。
Romain De Villeneuve氏が率いるWeLight Africaは、マダガスカル、マリ、ナイジェリア、コンゴ民主共和国において持続可能なミニグリッド・ソリューションを通じた農村電化を加速させた功績により、革新的なスタートアップ賞(Innovative Start-ups Award)を受賞しました。
ノルウェーのGro Harlem Brundtland博士は、同国初の女性首相かつ元WHO事務局長として生涯功労賞(Lifetime Achievement Award)を受賞しました。
「リヤドにおけるUNIDOの規模は、私たちがコールドチェーンの革新を進め、Drop Accessの影響力を最も必要とするコミュニティに深めるよう鼓舞してくれます」とNorah Magero氏は述べています。
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