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シンガポール、2025年11月14日 /PRNewswire/ — スマート商業機器の世界的なリーダーであるSUNMIは、PCI Security Standards Council(PCI SSC)において主要参加組織(Principal Participating Organization、PPO)に昇格しました。この画期的な選出は、バンコクで開催された2025年PCI SSCコミュニティ・ミーティング(2025 PCI SSC Community Meeting)で発表されたものです。これにより、SUNMIは、決済セキュリティ基準の厳格な実施者から、その形成に積極的に貢献する存在へと戦略的に進化したことになります。
この新たな役割を担うことで、SUNMIはAndroidベースのスマートIoT端末および決済端末における豊富な実践的知見を、グローバルなセキュリティ・フレームワーク構築に直接反映させることが可能となり、「商取引の未来を守る」という使命の推進に貢献します。
実装者から貢献者へ
SUNMIは長年、決済セキュリティを中核的な強みと位置付け、200か国以上に展開する数千万台のスマート端末においてPCI DSSなどの基準を厳格に実装してきました。Androidデータ暗号化の最適化、リモート・パッチ管理システム、小規模事業者向け簡素化された「ワンクリック準拠」ツールなどの技術革新により、SUNMIは基準実装の先駆者として確固たる地位を築いています。
PPOとして、SUNMIは今後Amazon、Apple、Qualcommといった業界リーダーと標準策定プロセスで協業していくことになります。同社は、Androidセキュリティの最適化、IoTデバイス認証、多シナリオ決済適応技術など、実際の運用に基づく「端末側」の知見を提供し、新たな標準の実用性を保証しながら、決済バリュー・チェーン全体の多様なニーズに対応できるように貢献していきます。
標準化の重点領域
SUNMIは以下の3つの主要領域に注力します。
- 端末に関する知見の共有:Androidの最適化、デバイス管理、シナリオ特化型適応に関する実践的知見の提供。
- セキュリティ・イノベーションの支援:IoTやAIなどの新興技術に対応するフレームワーク開発の促進。
- エコシステム・セキュリティの強化:端末からクラウド・サービスまで、決済バリュー・チェーン全体を保護する標準の提唱。
安全な未来に向けた共通の使命
「PPOであることは単なる肩書きではなく、使命です」とSUNMIの輪番会長兼CMOであるSam Suは述べています。「今後、世界中の数百万台のデバイスから得た実践的知見を、将来のセキュリティ標準そのものの基盤に組み込み、すべての人々にとってより強靭で信頼性の高いデジタル・コマース環境の構築に貢献します。」
バンコクでのイベントにおいて、SUNMIはPCI SSCの事務総長であるGina Gobeyn氏およびアジア太平洋地域担当副社長のYew Kuann Chengと会談しました。Gobeyn氏は次のように述べています。「SUNMIの端末に関する専門知識は非常に貴重です。彼らの『現場』視点を取り入れることで、私たちの基準が今後も加盟店や消費者にとって有用なものであり続けることを期待しています。」
PPOとして、SUNMIは主要なPCI SSCワーキング・グループに積極的に参加し、端末およびIoTセキュリティに焦点を当て、基準設定者とエンドユーザー間のギャップを埋める役割を担います。
PCI SSCについて
PCI Security Standards Councilは、世界中の決済アカウントを保護するためのデータ・セキュリティ基準の開発、維持、採用推進を行うグローバルなフォーラムです。

