![]() |
スペイン・バルセロナ, 2025年11月8日 /PRNewswire/ — バルセロナ見本市協会(Fira de Barcelona)が主催する、都市およびスマート都市ソリューションに関する世界有数の国際サミットSmart City Expo World Congress(SCEWC)は、2025年版を過去最高記録を達成して閉幕しました。143か国から27,000人以上が参加した本イベントでは、都市が人工知能(AI)などのテクノロジーを活用し、都市変革を主導していく必要性に焦点が当てられました。
「The Time for Cities(都市の時代)」をテーマに掲げたSCEWC 2025では、持続可能で効率的な都市開発を推進する世界的な取り組みにおいて、テクノロジーが持つ変革の可能性が紹介されました。AI活用型シティ(AI-enabled Cities)エリアの初登場により、来場者は、このテクノロジーが世界中の大都市でソリューションを加速させ、変革の触媒として存在感を高めていることを探求することができました。
Smart City Expo World CongressのディレクターであるUgo Valenti氏は次のように述べました:「都市は、未来における自らの役割と責任を明確に受け止めています。課題は複雑ですが、都市は正面から向き合い、行動へと舵を切っています。人工知能は、単なる効率化のためのツールではなく、都市が緊急に必要としている変革を加速させるための重要な手段として確立されています。都市は目的と責任をもって主導しなければなりません。そして今年のイベントを経て、私たちが正しい方向に進んでいることは、これまで以上に明確になりました。」
SCEWCは、EIT Urban Mobilityと共同開催されたTomorrow.Mobility World Congressに加え、Tomorrow.BuildingおよびTomorrow.Blue Economyと同時開催され、Axis Communications、Bentley、Dahua Technology、Dassault Systèmes、Dell、Deloitte、Google、iot squared、Microsoft、Nvidia、SPIE、Urbaser、Veoliaなど、1,190社の出展企業が参加しました。
さらに、本イベントには、Nikki Greenberg氏、Kate O’Neill氏、Carlo Ratti氏をはじめとする600名以上の国際的な専門家が参加し、都市生活、ガバナンス、モビリティの未来に関する見解を共有しました。
SCEWC 2025では、スタートアップが未来の都市づくりに果たす役割にもスポットライトが当てられました。Innovation Playgroundでは、投資家や研究機関と、最新の製品・技術を披露する約350のスタートアップ企業をつなぐ場が設けられました。
World Smart City賞
イタリアのローマ市は、都市変革分野における最も優れた取り組みやプロジェクトを毎年表彰するWorld Smart City賞において、「Smart City of 2025」に選出されました。また、同アワードでは、マレーシア・クアラルンプール市長であり、元UN-Habitat事務局長のMaimunah Mohd Sharif氏も、グローバル規模で新たな都市パラダイムの発展に貢献した功績が評価され表彰されました。
Smart City Expo World Congressは、2026年11月3日〜5日に第15回目の開催として、バルセロナのフィラ・デ・バルセロナ(グランビア会場)に再び戻ってきます。
写真: https://mma.prnasia.com/media2/2816850/Smart_City_Expo_2025.jpg?p=medium600
ロゴ:https://mma.prnasia.com/media2/659718/Fira_Barcelona_Logo.jpg?p=medium600


