ロンドン(英国), 2025年11月7日 /PRNewswire/ — Karpowership社が手掛ける事業体「Kinetics」は、このほど4億ドルに上る4年物の担保付き優先債を発行した旨の発表を行いました。これは同社の財務戦略と長期的な成長をにらんだ大きな一歩となるものです。

Kinetics successfully completes bond issuance.
Kinetics successfully completes bond issuance.

今回の債券発行に対し、北米および中南米、アジア、欧州を含む国内外の投資家から強い引き合いが寄せられました。このことは、エネルギーインフラ、液化天然ガス(LNG)発電、浮体式発電技術を駆使したKineticsの強靭なビジネスモデル、および拡大するグローバルポートフォリオに対する市場の信頼を裏付けるものとなりました。

今回調達した資金は、Kineticsによる3隻の液化天然ガスターミナル船(LNGTS)「LNGT Oceania」、「LNGT Türkiye」、「LNGT Karadeniz」の転換に充当される予定です。これにより、同事業体が世界各国において高信頼性かつ持続可能な電力ソリューションへの投資をさらに推進することが可能になります。

 Kineticsの最高経営責任者を務めるMehmet Katmer氏は、「今回、債券発行に成功したことは、Kineticsの長期戦略と財務規律に対する投資家の信頼を強めることになるでしょう。また、責任ある成長を継続し、世界のエネルギー転換を支える柔軟性をもたらすことにも繋がります」と述べています。

今回の債券発行により、Kineticsは国際資本市場において高い透明性を有する、認知度の大きな存在としての立場を確立しました。今後、定期的な投資家向け電話会議、継続的な財務情報開示、一貫した報告を通じて投資家と緊密に関わり、投資界との忌憚ない意思疎通と長期的な信頼を確保していきます。

債券発行の詳細:

  • 発行体: Kinetics LNG Holding Limited
  • 金額:4億米ドル
  • 期間:4年間(2029年11月)
  • 登録市場: Euronext Nordic ABM
  • 共同主幹事:Pareto Securities(国際統括主幹事)およびFearnley Securities(共同主幹事) 

Kineticsについて

Kineticsは、Karpowership社が手掛ける事業体として、よりクリーンで柔軟なエネルギーシステム事業に特化したエネルギー企業です。当社は、浮体式液化天然ガス設備や再生可能エネルギープラットフォーム(蓄電池を用いたエネルギー貯蔵システム(BESS)を含む)の建設、開発、納入、リース業務を専門としており、電力会社、政府、独立系発電事業者様の進化するニーズに対応しています。また、革新性、持続可能性、そして影響に鋭意取り組んでおり、脱炭素化が進む世界において、エネルギーインフラの導入と利用の方法を再定義していきます。

詳細情報: https://www.kineticsenergies.com/.

写真: https://mma.prnasia.com/media2/2814615/Kinetics_Energies.jpg?p=medium600
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