メキシコシティ(メキシコ)、2025年7月31日 /PRNewswire/ — 7月29日、Cheryの旗艦モデル「TIGGO7 CSH」が過酷なバッテリー擦過試験に合格しました。メキシコシティの公証人代行者第167号Isac Mosqueda Montelongo氏、業界専門家、主要報道機関による立会いの下、このスポーツ・ユーティリティー・ビークル(SUV)は時速30kmで高さ242mmの球形障害物に危険度の高い高高度道路擦過状況を再現した30mmのオーバーラップ深度にて衝突試験を行いました。
「TIGGO7 CSH」は激しい衝撃を受けた後も優れたバッテリー保護性能を示しました。つまり、バッテリーケース表面に軽微な擦過傷のみが確認されたものの、電解液の漏れ、火災、爆発、煙の兆候は一切見られませんでした。また、バッテリーパックは試験後も優れた構造強度を維持しており、底部の変形は最小限、かつすべての高電圧コネクタが正常な機能を保っていました。
この試験により、Cheryの「Guardian Battery」システムの優れた性能が明確に検証されました。リチウム鉄リン酸塩ブレードバッテリーは本質的に安定した化学基盤を有しており、の高強度鋼製アンダーボディアーマー(780MPa)とチェーンメールをモチーフにした構造設計が、衝撃力を効果的に分散させます。システムのミリ秒単位の応答高電圧遮断技術(10ms以内に回路を遮断)は短絡リスクを排除し、IP68規格の防塵等級により、過酷な道路条件下においても優れた性能を信頼性保証します。
このメキシコでのバッテリー擦過試験は、Chery Super Hybrid(CSH)の世界安全チャレンジツアーの3つ目の拠点となり、中国での螺旋ロールオーバーテストや二重車両衝突テスト、インドネシアでの過酷な53時間塩水浸漬試験を含む厳格な評価を経て実施されました。Chery社は、6つの極限環境(極寒、極暑、極乾燥、極湿、高速走行、悪路)において車両安全性を検証しており、海外で総合的な極限安全検証を実施した最初の中国自動車メーカーとしての地位を確立しています。また、世界最大の国際空港、ドバイ国際空港で高視認性のディスプレイが設置されており、核心的な安全哲学「家族のために安全を(Safety, for Family)」を宣言しています。同社は業界を牽引するバッテリー安全技術を活用して世界各国のハイブリッド市場拡大を加速しており、「誰もが五つ星の保護を享受できる(Let everyone enjoy five-star protection)」というビジョンを、世界中の顧客にとって現実のものとしています。