シンガポール、2025年7月30日 /PRNewswire/ — 持続可能な水処理技術の新興企業であるHydroleapは、戦略的投資家からの最新の資金調達ラウンドで475万米ドルの追加調達に成功しました。今回の出資には、Singapore Economic Development Board(EDB)とEnterprise Singaporeの投資プラットフォームであるSG Growth Capital傘下のEDBIに加え、Antares Ventures、Woh Hupなどの戦略的投資家が参加しており、これまでの資金調達総額は約1,200万米ドルに達しています。これにより、Hydroleapのソリューションをアジア太平洋地域のより多くのハイパースケール・データ・センターに拡大できるようになり、主要市場におけるチーム体制も強化されます。これはまた、持続可能な水管理技術が業務効率と環境への影響に不可欠な製薬、半導体、農業食品などの急成長産業向けに、高度な水処理ソリューションを開発・展開し続ける同社の支援にもなります。 


この投資は、Hydroleap社の技術の経済的・環境的可能性を認識している戦略的パートナーを結集するものです。EDBI、Antares Ventures、Woh Hupは、産業界の顧客による化学薬品の不使用、廃水のリサイクル、エネルギー消費の10%削減を可能にするHydroleap社の電気化学ソリューションを支援しています。

「今回の資金調達ラウンドは、特に戦略的機関投資家の支援を受けています。その背景にはHydroleap社の技術に対する強い信頼感があります」Hydroleap社の創設者兼CEOであるMohammad Sherafatmand博士は述べています。「データ・センター、半導体、製薬施設などの重要なインフラでは、よりスマートで持続可能な水とエネルギーの管理が急務となっています。まさにこのような状況下において、Hydroleapは、財務効率と環境への影響の両方を促進するソリューションを提供しています。」

「Hydroleapは、アジア成長市場全体の産業がますます必要としているもの、すなわち商業的に実行可能で持続可能、かつ効率的でスケーラブルな水処理を提供しています」と語るのは、Antares Venturesの創設者兼マネージング・パートナーのMichael Gryseels氏。 「AI、半導体、持続可能な農産物システムなどの分野で需要が高まるなか、同社のソリューションは、都市やインフラが性能を損なうことなく資源使用量を削減できるよう支援してくれます。AIはチップやソフトウェアだけの問題ではありません。エネルギーと水冷システムの効率的な管理という新たな課題を生み出しており、Hydroleapはこの課題に正面から取り組んでいます。Hydroleapは、アジア地域との深いつながりを通して、アジアの重要な産業にアクセスし、イノベーションを現実の成果に結びつけてきました。アジアの持続可能な未来にコミットする一流の機関投資家とともに、長期的なパートナーとしてお付き合いできることを誇りに思います。」 

「持続可能性を推進する企業への投資は、環境にとって有益であり、経済的にも説得力があるだけでなく、Woh Hupの主な事業領域である建築環境セクターにおいて革新的なソリューションを開拓するという当社の取り組みにも合致しています」Woh Hupのディレクター、Austyn Yong氏は述べています。「Hydroleap社は、さまざまなタイプの資産(特にデータ・センター)において、エネルギーと水の効率を高めるという有望な結果を出しており、アジア全域で拡大を続ける同社をサポートできることを誇りに思います。」

Hydroleapについて

シンガポールに本社を置くHydroleap社は、独自の電気化学技術によって持続可能な水・廃水処理を開拓しています。Hydroleap社は、水、エネルギー、化学薬品の消費量を管理する方法を再定義することで、運用効率を高めると同時に環境の持続可能性にも貢献する革新的でスケーラブル、かつコスト効率に優れたソリューションを提供しています。

当社ウェブサイトをご覧ください。

詳細については、以下までお問い合わせください。

Zachary Loh
Hydroleap Pte Ltd
z.loh@hydroleap.com
+65 8282 7242