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ウォルマートが12年連続で首位をキープ
米国が引き続き中国本土・香港・台湾を上回り最多企業数を記録
フォーチュン・グローバル500企業のうち、女性CEOが33人で過去最多の6.6%を達成
「マグニフィセント・セブン」の7社が、過去最高の収益（2兆ドル）と利益（4,840億ドル）を記録
ニューヨーク, 2025年7月30日 /PRNewswire/ — フォーチュン誌は本日、2024年度の収益に基づいて世界の大手企業をランキングした決定版リスト「2025年フォーチュン・グローバル500(™)」を発表しました。
Walmartが12年連続でフォーチュン・グローバル500の首位を獲得し、続いてAmazon、State Grid、Saudi Aramco、China National Petroleumがランクインしました。フォーチュン・グローバル500の上位10社は、年間で3,700億ドル超の収益を上げ、合計で4兆7,000億ドルに達しています。
フォーチュン誌による現在の企業世界の序列を示す権威あるランキングでは、米国企業（138社）の圧倒的な存在感が明らかになりました。米国は依然として首位を維持しており、大中華圏がこれに続きます（130社、前年比3社減）。大中華圏とは、中国本土、香港、マカオ、台湾からなる地域をいいます。フォーチュン・グローバル500で最も利益を上げた上位10社のうち、中国（1社）と米国（8社）の企業が合計9社を占めています。
金融セクターが引き続き主要な地位を占めており、121社がランクインしています。これに続くのは、エネルギー（79社）、自動車および部品（35社）、テクノロジー（34社）、ヘルスケア（33社）です。これらのセクターを合わせると、リスト掲載企業の60%を占めており、全体の収益の66%を生み出しています。
マグニフィセント・セブンは昨年、過去最高となる収益（2兆ドル）と利益（4,840億ドル）を記録しました。Amazon（2位）、Apple（8位）、Alphabet（13位）、Microsoft（22位）、Meta Platforms（41位）、Nvidia（66位）、Tesla（106位）は、合計で4,840億ドルの純利益を上げました。
2025年「フォーチュン・グローバル500」トップ10リスト：
- Walmart（米国）
- Amazon.com（米国）
- State Grid（中国）
- Saudi Aramco（サウジアラビア）
- China National Petroleum（中国）
- Sinopec（中国）
- UnitedHealth Group（米国）
- Apple（米国）
- CVS Health（米国）
- Berkshire Hathaway（米国）
2025年のフォーチュン・グローバル500企業は、過去最高の41.7兆ドルの総収益（前年比1.8%増）を上げ、世界中で7,010万人を雇用しています。2024年には、これらの企業が過去2番目に高い利益を記録し、前年から0.4%増となる合計2兆9,800億ドルの利益を上げています。Saudi Aramco（第4位）は再び最高の利益を上げた企業となり、1,050億ドルの純利益を計上し、4年連続でリスト上最も利益を上げた企業の座を維持しています。
フォーチュン・グローバル500企業における女性CEOの数は過去最多の33人（6.6%）となり、前年より5人増加しています。注目すべきリーダーには、フォーチュンの2025年「最も影響力のある女性」に選ばれたGMのMary Barra氏をはじめ、Elevance HealthのGail K. Boudreaux氏、CitigroupのJane Fraser氏、CenteneのSarah M. London氏、JD.comのSandy Ran Xu氏が含まれています。女性CEOが率いる企業数では、米国が16社で最多となり、次いで中国が5社、フランスが4社、ブラジルと英国がそれぞれ2社となっています。
フォーチュン・グローバル500企業は、世界36の国と地域にわたる243の都市に本拠を構えています。上位5都市である北京、東京、ニューヨーク、上海、ロンドンには、フォーチュン・グローバル500企業のおよそ4分の1が本拠地を置いています。ロンドンは2022年以来初めて、トップ5に返り咲きました。
QNB Group（第419位）、Lithia Motors（第434位）、ICICI Bank（第464位）を含む9社が、フォーチュン・グローバル500リストに初登場しました。
グローバル500の全データはフォーチュン誌8月号/9月号に掲載されており、本日こちらから入手可能です。完全なデータセットは、こちらからご購入いただけます。
「フォーチュン・グローバル500は、世界のビジネス環境で起きている魅力的な変化や地殻変動を毎年一堂に示すものです。」と、フォーチュン誌のCEOであるAnastasia Nyrkovskaya氏は述べています。「このリストは、世界を前進させている企業、製品、そして人々に関するストーリーを伝えています。36年目を迎えたこのグローバルリストを、その信頼性と権威に依拠する読者の皆様と共有できることを嬉しく思います。」
フォーチュン誌の編集長兼チーフ・コンテンツ・オフィサーであるAlyson Shontell氏は、2025年8月/9月号の巻頭言で次のように述べています。「私たちは、収益で世界最大の企業であるフォーチュン500およびフォーチュン・グローバル500を何十年にもわたって追い続けてきました。」要約として、同氏は次のように付け加えています。「今回の最新のグローバル500は、2024年の業績を反映した単なるランキングではありません。それは、AIの進展、継続する紛争、関税の不確実性といった深刻な地政学的変化の中で、世界の大企業を取り巻く環境が再編されつつあることを示す、嵐の前の静けさでもあるのです。」
フォーチュン・グローバル500の順位は、各社の会計年度が2025年3月31日以前に終了する期における総収益に基づいて決定されています。リストに掲載された企業はすべて、財務データを公表し、その数値の一部または全部を政府機関に報告する必要があります。リストに掲載されている最新の数値は各社が報告したものであり、比較する場合は、当初報告された前年の数値となります。フォーチュン誌は、会計基準の変更による前年の数値の修正を行っていません。完全な算出方法は、こちらでご覧いただけます。
フォーチュン誌について
フォーチュン誌は、事業の向上を願う人向けに、築き上げた信頼と受賞歴のある報道と情報を基に構築された、世界的なマルチプラットフォームメディア企業です。同社は独立系報道機関として、世界の大企業とその指導者、そしてビジネスを促進させる新世代の改革者らのストーリーを世に広めています。電子版と印刷版によって揺るぎないベンチマークを通じて企業の業績を測定し、世界各地で企業の責任を追求しています。象徴的なランキングには、フォーチュン500、フォーチュン・グローバル500、最も影響力のある女性（Most Powerful Women）、世界で最も賞賛される企業（World’s Most Admired Companies）などがあります。フォーチュン誌は、フォーチュン・グローバル・フォーラム、ブレインストーム・テック（Brainstorm Tech）、フォーチュン誌の最も影響力のある女性など、業界のオピニオンリーダーを独占的なサミットや会議に招集することで、世界クラスのコミュニティを構築しています。詳細については、fortune.com をご覧ください。
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