本イベントが国際的なサプライ・チェーンの協力体制の深化に弾みをつける

北京、2025年7月23日 /PRNewswire/ — 5日間にわたる第3回中国国際サプライ・チェーン促進博覧会(China International Supply Chain Expo、CISCE)が北京で閉幕しました。「世界を繋ぎ、共に未来を創る(Connecting the World for a Shared Future」をテーマに開催された本イベントは、グローバルな産業およびサプライ・チェーン全体におけるアクセス拡大と国際協力の強化に向けた、中国の揺るぎない取り組みを示す博覧会となりました。

The Third China International Supply Chain Expo Concludes in Beijing
The Third China International Supply Chain Expo Concludes in Beijing

CISCEは開催以来、そのグローバルな影響力とステークホルダーとの連携を着実に拡大してきました。今年の博覧会には、中国およびその他74の国と地域から651社が出展し、海外出展企業の割合は過去最高となる35%に達しました。特筆すべきは、米国企業が海外出展企業の中で最大の割合を占めており、前年から15%増加したことです。出展企業の65%以上が、Apple、Tesla、NVIDIAをはじめとするFortune Global 500企業または業界を代表する有力企業でした。NVIDIAのCEO、Jensen Huang氏は3日間連続で出席し、中国のサプライ・チェーンを「奇跡」と表現しました。

第3回CISCEでは、前回から67%の増加となる152の新製品・新技術・新サービスが発表されました。これらのうち55件は、CISCEグローバル発表(CISCE Global Unveiling)イベントで初公開されました。出展企業は、4万2,000社以上の川上および川下企業と交流しました。暫定的なデータによると、博覧会期間中に6,000件以上の契約および提携意向が正式にまとめられたとのことです。

今後、Alliance of Chinese and Foreign Exhibitorsは、China Chamber of International Commerceおよびその業界委員会と協力し、国内外企業への継続的な支援を提供していく予定です。これにより、CISCEの取り組みを中心とした持続可能な関与モデルの構築を目指します。

CISCEはまた、「ゼロカーボン博覧会(Zero-Carbon Expo)」モデルを打ち出し、持続可能なイベント運営において先導的な役割を果たす姿勢を示しました。会場全体が100%再生可能電力で運営され、二酸化炭素排出量は1,100トン以上削減されました。この取り組みは、環境に配慮したカーボン・ニュートラルかつプラスチック・フリーの業界イベントの模範となるというCISCEの決意を示しています。中国および海外の参加企業はともに、サステナブル・ライトハウス・ファクトリー(Sustainable Lighthouse Factoryプロジェクトを紹介し、グローバルなサプライ・チェーン全体で持続可能性を推進するための、CISCE主導による実践的なソリューションを提示しました。

CISCEは、今やグローバルなサプライ・チェーン分野における重要なフォーラムとして認知されており、さらなる注目を集め続けています。最終日には、102の企業・団体が次回への参加契約を締結し、会場での登録数は前年比で50%増加しました。

The China Council for the Promotion of International Trade(CCPIT)もまた、グローバル・ビジネスおよびサプライ・チェーンの協力体制を確固たるものにするために、信頼性が高く効果的で透明性のあるプラットフォームを提供し続けることを表明しました。

詳細については、https://en.cisce.org.cn/をご覧ください。