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コペンハーゲン(デンマーク), 2025年6月19日 /PRNewswire/ — Droplet IVは本日、初となる自動IVライン洗浄装置の欧州および米国市場における発売に向けて、200万ドルの資金調達を完了したと発表しました。同装置は、IV(静脈内)ライン内の残留薬剤を除去するために、現在看護師が手作業で行っている洗浄作業に多くの時間を費やしているという重要な課題に対応するものです。
今回の資金調達は、同社にとって初の外部投資となり、ConvaTecの元幹部、経験豊富なMedTech分野のファミリーオフィスのメンバー、看護および臨床のバックグラウンドを持つ熟練のエンジェル投資家など、著名なヘルスケア投資家からの支援が含まれています。
「Droplet IVの技術が臨床的に極めて有用であることは明白です。」と、ConvaTecおよびCimon Medicalの元幹部であるJohn Lindskog氏は述べています。「この技術は、静脈内投与薬の安全性と効率性に関する重要なギャップを埋めるものであり、世界中の病院にとって待望されていた解決策です。」
Droplet IVの累計資金調達額は現在500万ドルを超えており、その中には経営権の希薄化を伴わない300万ドル以上の助成金や、欧州を代表するライフサイエンス・アクセラレーターであるBioInnovation Instituteからの過去の出資も含まれています。
同社は今回の資金調達により、最終的な規制および臨床上のマイルストーンを達成し、2026年までに欧州および米国市場で製品を商業的に発売するために必要な資本を確保しました。
「看護師の方々から『この製品はいつ手に入りますか』という問い合わせを定期的にいただいています。」と、Droplet IVのCEOであるMarcus Bech氏は述べています。「今回の資金調達により、来年にはお客様に本製品をお届けできる見通しが立ちました。この使命を果たすために、これほど深い専門知識と強い献身を持つ投資家の皆様にご支援いただけたことを、非常に誇りに思います。」
自動IV洗浄は、特に正確な投薬量が求められる分野において、臨床現場でますます注目を集めています。しかし、現時点では効率的で自動化された解決策は存在しません。看護師は、時間のかかる手動による洗浄作業に日常的に追われており、それがばらつきを生じさせ、エラーのリスクを高める要因となっています。
「この必要不可欠な技術へのアクセスがDroplet IVによって加速していることを、大変嬉しく思います。」と、米国を拠点とするIV療法の第一人者であり、Droplet IVの臨床アドバイザーでもあるLisa Gorski氏は述べています。「看護師には、安全で一貫した洗浄作業を実現しつつ、日々の負担とならないようなシンプルで信頼性の高いツールが必要です。」
この投資家グループの強みは、市場の未解決ニーズとDroplet IVプラットフォームの革新的なイノベーションの両方を体現しています。
写真 – https://mma.prnasia.com/media2/2713989/Droplet_IV_Founding_Team.jpg?p=medium600
ロゴ – https://mma.prnasia.com/media2/2714148/Droplet_IV_Logo.jpg?p=medium600