上海、2025年6月12日 /PRNewswire/ — 6月11日、上海にて「第18回(2025年)国際太陽光発電・スマートエネルギー(上海)会議・展示会」が開催されました。同イベントにおいて、Trina Green Hydrogenは3種類のグリーン水素設備を世界に向けて発表し、グローバルな水素エネルギー産業における同社の価値創造力を披露しました。

Trina Green Hydrogenが新たに発表したメガワット級のPEM(プロトン交換膜)電解装置は、最新世代のPEM膜電極材料を採用しており、高圧下での安全な運転を実現しています。酸素流中の水素濃度は、全出力範囲において600ppm未満に抑えられています。定格電流密度30,000A/㎡において、DC電力消費量は4.3kWh/Nm³未満です。新しい触媒技術により、貴金属イリジウムの使用量が80%削減され、触媒の理論上の寿命は15年以上、電圧劣化率はわずか1.3 μV/hとなっています。コスト分析によると、設備コストは20%削減可能であることが示されています。

Trina Green Hydrogenの2000Nm³/hアルカリ電解装置は、TQ(天慶)シリーズの第2世代を基盤としており、高い安定性と効率性を備えています。革新的な電極材料と最適化された電解装置構造を採用しています。電流密度4000A/㎡において、DC電力消費量は4.3kWh/Nm³未満であり、国際的なTier 1のエネルギー効率基準を満たしています。

Trina Green Hydrogenのメガワット級コンテナ型水素製造システムは、1ユニットあたり最大1000Nm³/hの水素を生成することが可能です。各ユニットは、標準コンテナ内に電解装置、BOP(バランス・オブ・プラント)システム、制御盤、整流盤、水処理システムなどの構成要素を統合しています。モジュール設計により、迅速な組み立てが可能となっています。コンテナ同士はフレキシブルホースで接続されており、配管工事への依存を解消しています。標準化された設計により、輸送時間、コスト、納期を50%以上削減できます。「サスペンデッドルーフ(吊り天井)」や「スカイ・アンド・アースゲート(天地ゲート)」といった特徴的な設計により、作業空間が拡張され、自然換気が可能となり、システムの安全性も確保されています。

再生可能エネルギーのコスト低下と電解装置の効率向上に伴い、グリーン水素はますます競争力を高めていくでしょう。Trina Green Hydrogenは、製品の性能、寿命、安定性の向上に向けた研究開発への投資を継続し、水素社会の未来に持続的な原動力を提供していきます。