ブバネシュワル(インド), 2025年5月19日 /PRNewswire/ — Art of Giving(与えることの芸術、AOG)は、親切心、思いやり、そして地域社会への貢献を実践するよう、世界中の何百万人もの人々にインスピレーションを与える人生哲学です。これは、教育者であり社会改革者でもあるAchyuta Samanta教授によって構想され、主導されました。これは、無私の奉仕を通じて平和と幸福を育むことを目的とした市民運動へと発展しました。この運動は、「人間は本質的に与える存在である」という、シンプルながらも力強い真理に基づいています。人間にとって最も自然な願望である幸福と平和は、多くの場合、物質的な追求の中に埋もれてしまいます。Art of Givingは、人々に対して、見返りや報酬を求めずに分かち合い、助け合い、愛するという本来の本能に立ち返ることを呼びかけています。

Art of Giving: A Global Initiative for Peace and Happiness
Art of Giving: A Global Initiative for Peace and Happiness

AOGの種は、その名が付けられるずっと前から蒔かれていました。Achyuta Samanta教授は、極度の貧困と逆境の中で育ちながらも、わずか5歳の頃から与えることの芸術を実践し始めました。自らも与えるものがほとんどなかった時期にです。この生涯にわたる無私の奉仕への献身は使命へと昇華し、2013517、同氏は「Art of Giving」という理念を正式に発表し、世界的なムーブメントとして始動させました。それ以来、毎年5月17日は「国際Art of Givingデー」として祝われており、毎年特定のテーマに焦点を当てて開催されています。

Art of Givingでは毎年、その時代のニーズや人々の心に響く感情に即した新たなテーマが選ばれます。2014年には、「社会性」、「精神性」、「人間性」といったテーマからスタートしました。2015年のテーマは「Kompassion:衣料品バンク」であり、困っている人々のために古着を寄付することを呼びかけました。

困難を極めた2020年のパンデミック期間には、「AOGがコロナと闘う(AOG Fights Corona」をテーマに掲げ、最前線で働く人々や被害を受けた家族への支援に注力しました。2021年には、「私の母、私のヒーロー(My Mother My Hero」という感動的なキャンペーンが展開され、参加者たちは母親への感謝の手紙を綴りました。2024年には、「レッツAOGLet’s AOG」というテーマのもと、誰もが参加できるという普遍的な理念がさらに広まりました。そして2025、AOGは第12回を迎え、「ネイバーグッド善意を地域へ(Neighbour Good  Bringing Good to the Neighbourhood」をテーマに、思いやりの心を地域社会に届けることを目指しています。

今年のテーマは、親切の輪を最も身近な存在である隣人や地域社会へ広げることに焦点を当てています。5月2日から16日にかけて、世界中の人々が幸福の週間を祝い、お菓子やお茶のふるまい、高齢の隣人への訪問、アパートでの交流会の開催、地域イベントへの参加など、小さくも意義ある行動を通じて善意を実践しました。5月17日には、世界各地で盛大な祝賀イベントが開催されます。

Art of Givingは過去10年間で飛躍的に成長を遂げました。現在、AOGファミリーには250万人を超えるアクティブメンバーが参加しています。さらにこの哲学は、FIVB(国際バレーボール連盟)に加盟する220を超える各国連盟でも展開されており、スポーツや青少年運動を通じてその価値観が世界中に広がっています。

AOGは2013年に正式に発足しましたが、その価値観は時代を超えて普遍的です。慈善、すなわち「ダーン(daan)」は、インド文化において常に中心的な役割を担ってきました。イスラム教のザカート、キリスト教のチャリティ、仏教の慈悲の行為、ジャイナ教の命を救い知識を広める行為、ユダヤ教のツェダカ、ゾロアスター教の貧困と闘う道徳的責務など、あらゆる主要な宗教が「与えること」を神聖な行為として重んじています。Samanta教授がAOGを通じて成し遂げたことは、この古来の知恵を現代的に再解釈し、宗教や地域の垣根を取り払い、人間性を基盤としたグローバルで包摂的、そして喜びに満ちたムーブメントを築き上げたことです。

写真:https://mma.prnasia.com/media2/2689419/ART_OF_GIVING_Initiative.jpg?p=medium600