北京、2024年12月2日/PRNewswire/ — 中国新聞社(CNS)の関連インターネット・サービス機関、中国新聞網が木曜日に発表した記事によると、台湾の若い起業家、林書仁(リン・シューレン)氏が、中国西南部の四川省大凉山地域の地域開発に「農村青年」として取り組む姿勢をCNSが称賛したとのことです。
 
Taiwanese “rural youth” Lin Shuren commits to rural development in Daliang Mountains, Sichuan province, China
2013年に北京大学国際関係学院(School of International Relations of Peking University)を卒業し、博士号を取得した林氏は、大涼山地域の開発にこれほど「根を下ろす」ことになるとは思ってもみなかったとCNSに語りました。
今では、地元の農村開発会社の管理職という役割にも馴染み、農村開発を生涯のキャリアとして選ぶことに決めています。
「私の話はとてもシンプルです。台北から北京、そして大涼山へ行き、北京大学の博士からその地域の『田舎の若者』になりました」と林氏は語り、「田舎の若者」とは、自分自身を地元の農村開発に根ざした普通の若者としか考えていないということだと説明しました。
大涼山について何も知らなかったところから、「ジモゲニ(幸運を)」や「カシャシャ(ありがとう)」などの簡単な地元のイ族語を学ぶまで、台湾の若者は徐々に地元のコミュニティに溶け込んでいきました。
台湾の新世代のビジネスパーソンとして、林氏は、比較的伝統的な父親よりも革新的であろうとしていました。同氏は、地元のオリーブ産業を基盤とした農業ビジネスに観光を融合したいと語りました。
「農村地域の真に多様な開発というわけです」と林氏は述べています。
このアイデアを実現するために、林氏は2021年に大涼山に農家トレーニング・センターを設立し、施肥、管理、剪定、収穫など、オリーブの栽培技術を地元の農家に教えています。
林氏はCNSに対し、台湾は農村開発と農村起業において先進的な慣行と経験を持っていると語り、自分はこれらの慣行と経験を中国本土市場に持ち込むことに非常に意欲的だと付け加えました。