アブダビ(UAE), 2024年12月1日 /PRNewswire/ — アブダビの国際金融センター(以下、「IFC」)であるADGMは、2024年第3四半期(以下、「Q3」)において、主要指標全体で卓越した成果を挙げ、かつてない成長を達成したことを発表しました。この結果は、アブダビの経済多様化を推進し、金融、投資、イノベーションの分野における世界的な一流拠点としての地位を確立するという戦略的目標において、ADGMが果たす重要な役割を強調するものです。ADGMは、2024年第2四半期に非石油部門のGDPが6.6%成長を記録したアブダビの経済成長と引き続き歩調を合わせています。

ADGM会長であるアフメド・ジャシム・アル・ザービ閣下は、次のように述べました。Q3における記録的な成果は、安定した規制環境、戦略的な立地、そしてビジネスのしやすさを兼ね備えたADGMの世界水準のエコシステムの魅力を示しています。ADGMへの企業や投資家の継続的な流入は、アブダビが世界金融業界において持つ競争優位性と、『ファルコン経済』の成長を際立たせています。『前進への道』を切り開く中で、アブダビやUAEだけでなく、より広範な金融コミュニティにも利益をもたらすさらなる成長とイノベーションを実現するため、この勢いを維持し続けることを目指しています。」

資産運用が成長を牽引

ADGMは、2023年Q3と比較して2024年Q3には運用資産残高(AUM)が215%と大幅に増加し、中東・北アフリカ(MENA)地域におけるトップクラスの資産運用ハブとして急速に成長していることを示しました。この成長は、ADGMが優れた資産運用会社、投資ファンド、プライベートエクイティ企業を引きつける能力を示しており、世界中の機関投資家にとっての主要な拠点として確立されていることを強調しています。また、2024年Q3時点で合計128のファンドおよび資産運用会社が156のファンドを運用しているという増加にも反映されています。

2024年Q3には、PGIM、Nuveen、Elysium Management、Stonepeak、Gemcorp Capitalが新たに参加しました。

新規事業登録の急増とエコシステムの拡大

2024年Q3において、ADGMで発行された新規事業ライセンスの数は前年同期比で33%増加しました。この期間中に、金融、非金融、小売業の企業向けに合計759件の新規ライセンスが発行されました。ADGM管轄内の稼働中の事業体の総数は2,251に達し、前年同期比で31%という著しい成長を遂げました。この急増は、ADGMのエコシステム内における資産運用、フィンテック、専門サービスなど多岐にわたる分野からの強い需要を反映しています。

さらに、ADGM管轄内の労働力も着実に増加しており、活気あるエコシステムに新たな企業が加わることで、総労働力は35%増加しました。

アブダビを世界に届ける説明会

ADGMは、グローバルな連携を強化し投資を誘致するという使命に基づき、今年のQ3に一連の国際説明会に参加しました。主要な取り組みの一つとして、UAEと中国の国交樹立40周年を記念し、中国および香港での複数のハイレベルな交流が行われました。  さらに、ADGMの代表団は、シンガポール、ロンドン、ワシントンD.C.、ニューヨークを含む国際市場において、金融業界のリーダーや当局との一連の交流を継続し、主要な国際市場全体での二国間会談の総数は150を超えました。  

今後開催予定の主要イベント

今後の展望として、ADGMは2024会計年度の終わりが近づく中、目玉となるイベントシリーズである「アブダビ・ファイナンス・ウィーク(ADFW)」の第3回目を12月に開催する予定です。このイベントには、「資本の都へようこそ」というテーマのもと、2万人以上の参加者が集まる予定です。

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