上海(中国)、2025年3月22日 /PRNewswire/ — 2025年3月7日、独特のシックな空間作りで知られるTSUTAYA Books(蔦屋書店)は、同社のウェブサイトに中国の文具ブランドM&G Chenguang(晨光文具)との戦略的提携を掲載しました。今回の提携により、蔦屋書店の日本全国に広がる約120店舗でM&Gの製品が導入されることになります。なお、幅広い品揃えを誇る中国の文具ブランドが日本トップクラスの文化・クリエイティブ系小売チェーンに参入するのはこれが初めてとなります。


両者の提携発表後、日本全国の蔦屋書店のM&Gコーナーは一躍人気スポットとなりました。日本ではまだ珍しかったM&Gの画期的な「クリップ&ゴー」蛍光ペンや0.18mmの極細ゲルインクボールペンはたちまちベストセラーとなり、同社の国際的な評価は一気に高まりました。

また、この提携は蔦屋書店の文具雑貨カンパニー責任者である梅澤豊徳氏からも賞賛されました。取材中、同氏はM&Gの世界的な影響力と革新性を称賛し、M&Gブランドが毎年、特に若い消費者の嗜好を汲んだ何千もの新製品を発売し、多大な感情的価値を提供していることに言及しました。同氏は、今回の提携が両者に利するものであることを強調し、M&Gが蔦屋の文化・クリエイティブ部門に新鮮な視点をもたらすだけでなく、日中間の文化的な絆に興味を持つ若年層の買い物客の増加にもつながっていると述べました。

2024年12月、M&Gは50万人以上が来場したイベント「Stationery & Women’s Expo(文具女子博)」で共同開発した数種類の商品を展示し、書き心地を試したい数多くの日本の消費者を惹きつけました。このイベントでの熱狂的な反応が、この提携関係を正式なものとする礎となりました。

中国で人気を博するM&G社は、30年以上にわたり「Make study and work more joyful and effective(勉強や仕事をより楽しく、効果的に」をモットーに掲げ、世界最大級の文具メーカーへと成長を遂げました。同社は研究開発に多額の投資を行って1,200件を上回る数の特許を保有しており、主要な国際的な工業デザイン賞を4つ受賞しています。また、3年連続で「中国年間No.1文具ブランド」に選出されています。同社の製品は100以上の国と地域に輸出され、グローバルで幅広い協業ネットワークを築いています。

また、今年初めには中国のソーシャルメディアおよびECサイト小紅書(Xiaohongshu)で大きな話題となりました。デザイン性に優れ、高品質でありながら手頃な価格の同社の製品は、世界中の文房具愛好家の共感を得て、高く評価されています。

今後も、M&Gはお客様目線を大切にする戦略を優先し、高品質かつ手頃な価格の革新的な製品を継続的に展開していきます。若さや洗練を強調することでブランドイメージをさらに高め、「世界に冠たるM&G」というビジョンの実現に向けて邁進していくでしょう。