台北、2025年3月13日 /PRNewswire/ — ライトン ( LITEON Technology )はMWC 2025に参加し、NTT東日本のパートナー企業として参加した最新の省電力実証の結果を展示しました。同実証では、地域社会の課題への対処や、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上で、ローカル5Gネットワークが大きな役割を果たせる可能性が示されました。

東日本電信電話株式会社 ネットワーク事業推進本部 ワイヤレス&センシングビジネス推進室 室長 久野 達也 様(中央右側)、スマートライフアプリケーション ストラテジックビジネスユニット 事業部長 リチャード チャン(右端)
東日本電信電話株式会社 ネットワーク事業推進本部 ワイヤレス&センシングビジネス推進室 室長 久野 達也 様(中央右側)、スマートライフアプリケーション ストラテジックビジネスユニット 事業部長 リチャード チャン(右端)

テストの大きな目的は、工場や港湾、その他の大規模施設といった広大なエリアで、ローカル5Gネットワークをいかに効果的に運用できるかを示すことでした。スマート・ハンドオーバー技術とインテリジェント・ネットワーク・マネジメントを活用することにより、ライトンはNTT東日本のもとで、顕著なエネルギー節約と運用効率を達成しました。

テストにおける具体的なハイライトは、ライトンのサービスマネジメントオーケストレーション (SMO)フレームワーク にサードパーティ製 省電力アプリケーションを実装することで達成された、消費電力 64.82% 削減の実証でした。同アプリのSMOへの実装により、複数基地局を対象としたノンピーク時のユーザー接続最適化(ハンドオーバー)と、それに伴う動的な電源断が可能となりました。

「NTT東日本の省電力実証の成功を心からお慶び申し上げます。また、ライトンがNTT東日本に協力し、先進技術を統合し、MWCで5Gスモールセルの消費電力を削減するソリューションを共同で展示できることを光栄に思います。ライトンは長年ネットワーク通信に積極的に取り組んでおり、システム管理の中核として5G O-RAN EMS & RIC管理システム”LiteNetics”を開発しております。このシステムは、顧客が高品質のサービスを迅速に構築し、省エネ、持続可能、効率的な5Gアプリケーションを実現するのに役立ち、今後ともローカル5Gのさらなる発展に向けたNTT東日本のビジョンをサポートします」と、ライトンのスマートライフアプリケーションSBU事業部長、リチャード・チャン氏は述べました。

なお、NTT東日本 ワイヤレス・センシングビジネス推進室 室長の久野達也様より、以下のコメントを頂戴しております。

「NTT東日本は最先端技術を活用した社会課題解決の貢献を目指しており、その一環としてこの省電力実証を企画しました。ライトンとの協業は、RIC技術によって高度化されたローカル5Gネットワークが、より持続可能で効率的なデジタル・インフラストラクチャの構築に貢献できることを示し、大きな成果をもたらしました。」

MWC 2025の来場者には、試験結果やその他の先進技術を展示するライトンブースで、これらの画期的なイノベーションを直接体験いただくことができました。