画期的な国連の政治宣言が、非感染性疾患(NCDs)への取り組みにおいて口腔保健が不可欠であることを認識
ジュネーブ, 2026年3月20日 /PRNewswire/ — 世界口腔保健デー(WOHD)に際し、FDI国際歯科連盟(FDI)は各国政府に対し、2025年の「非感染性疾患(NCDs)および精神保健に関する国連政治宣言」で認識された口腔保健に関する公約を、具体的な行動に移すよう促しています。
2025年12月15日に採択されたこの宣言は、世界の口腔保健政策にとって重要な転換点となります。口腔疾患は世界中で約37億人(世界人口のほぼ半分)に影響を及ぼしていますが、これまで世界の保健戦略において注目されることは限定的でした。これらがNCDのアジェンダに含まれたことは、FDIとそのパートナーを含む世界の口腔保健コミュニティーによる、10年以上にわたる持続的なアドボカシー活動を反映したものです。
各国政府は今、この政治的コミットメントを、予防を強化し、必要不可欠な口腔医療へのアクセスを拡大するための国家政策、持続可能な資金調達、および統合された保健プログラムに反映させなければなりません。これらは特に、医療への最大の障壁に直面している人々にとって重要です。
WOHDは、政策立案者、保健専門家、市民社会、および地域社会を動員し、口腔保健に関する行動を推進するためのグローバルなプラットフォームを提供します。毎年3月20日に開催されるこのキャンペーンは、口腔の健康が全身の健康、ウェル・ビーイング、および生活の質に果たす重要な役割を強調しています。
今年はまた、FDIの3年間にわたるグローバル・キャンペーン「A Happy Mouth is…」の最終章でもあります。2026年のテーマ「幸せな人生は口の健康から(A Happy Mouth Is… A Happy Life)」は、人生のあらゆる段階における口腔保健の重要性を強調しています。
世界口腔保健デー・ワーキング・グループ(World Oral Health Day Working Group)の議長であるAnna Lella博士は、次のように述べています。「妊娠期や乳幼児期から高齢期に至るまで、健康な口は、人々が食べる、話す、つながる、そして尊厳と自信を持って生きる力を支えています。しかし、口腔疾患は大部分が予防可能であるにもかかわらず、依然として世界で最も一般的な健康状態の一つです。」
口腔疾患は、タバコの使用、有害なアルコールの摂取、砂糖の多い不健康な食事など、他のNCDsと同じように修正可能な危険因子を多く含んでいるため、国家的なNCD予防戦略に組み込むことが現実的かつ不可欠となっています。
「UNの政治宣言は、口腔保健の政策状況を一変させました」と、FDI会長のNikolai Sharkov博士(助教授)は述べています。「政策立案者と政府は今、予防に投資すると同時に、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の取り組みや国家NCD戦略に口腔保健を統合しなければなりません。医療アクセスにおける不平等を是正するためには、セクターやステークホルダーを超えた強力な協力が不可欠です。」
有意義な進展を達成できるかどうかは、世界口腔保健デーのような世界的イニシアチブの推進を後押しするHaleon、Smile Train、Solventum、Dentsply Sironaなどのパートナーの協力を含め、セクターを超えた強力なパートナーシップにかかっています。
「世界的な認識は大きな前進ですが、真のインパクトを拡大させるのはパートナーシップです。FDIやNational Dental Associationsのグローバルなネットワークのような組織と連携することで、世界的な機運を地域レベルでの有意義な行動へと変え、より優れた日々の健康を提供できます。そして、世界口腔保健デーのようなイニシアチブを世界中のコミュニティーで実現できます」と、Haleonのグローバル・オーラル・ヘルス部門責任者であるJayant Singh氏は述べています。
「口腔保健の向上には、誰もが果たすべき役割があります。私たちがセクターを超えて力を合わせることで、最も必要としている人々のために、人生を変えるような口唇口蓋裂治療へのアクセスを拡大することができます」と、Smile Trainのグローバル・オーラル・ヘルス・プログラムのディレクターであるMónica Domínguez博士は述べています。
今日のグローバルな意識の高まりは、今後の真の課題が、政治的な機運を持続させ、この認識を世界中の人々と地域社会にとって測定可能な進展へと変えることにある、と改めて示しています。
「口腔の健康は、全体的なウェル・ビーイングと生活の質にとって不可欠です。真の進展は協力関係にかかっています。民間、非営利団体、および公衆衛生の各セクターが団結することで、予防を強化し、ケアへのアクセスを拡大し、あらゆる場所の人々の健康状態を改善することができます」と、Solventumのデンタル・ソリューション担当プレジデントであるKarim Mansour氏は述べています。
目標は明確です。2030年までに口腔保健がすべての人にとって利用可能な権利として認識されるよう、格差をなくすことです。
写真はAP通信で入手可能です
メディア連絡先
Francesca Nava、FDIキャンペーン&ソーシャルメディア・マネージャー
世界口腔保健デーについて
毎年3月20日に実施される世界口腔保健デー(WOHD)は、口腔疾患の予防と管理に関する世界的な意識を高めるために、FDI世界歯科連盟(FDI World Dental Federation)によって創設されました。www.worldoralhealthday.org; #WOHD26 #HappyMouth ; @worldoralhealthday; @Toothiebeaver
