北京、2025年12月23日 /PRNewswire/ — 中国の茶産業は、貧困緩和の柱から農村再生の重要な推進力へと変化しつつある ―― China Association of Supply and Marketing Cooperative EconomicsのLi Chunsheng会長は、中国東部の江西省婺源県で開催された2025年世界緑茶会議(2025 Global Green Tea Congress)でこう述べました。
中国の茶の生産量は現在3,700万トンを突破し、総生産額は3,300億元を超え、地域経済の発展と農民の収入増加を支えています。
Li氏は、茶は世界三大飲料の1つとなり、世界中で20億人以上が茶を飲む習慣を持っていると指摘しました。2019年に5月21日を「国際茶の日(International Tea Day)」と指定するという中国の取り組みは、中国の茶産業のグローバルなリーダーシップを強調するものです。
江西省婺源県における緑茶産業の発展を分析する中で、Li氏は同県の茶産業が観光/産業発展/文化革新の融合を通じて変革と高度化を遂げた経緯を詳述しました。
婺源県には現在約21万ムー(約1万4,000ヘクタール)の茶園があり、産業総生産額は60億元を超え、茶産業は地域所得増加の基幹産業となっています。Li氏は、地域の繁栄と経済成長を促進する上でこの産業がきわめて重要な柱になると確信しています。
China Economic Information Service、China Tea Science Society、Ecological Civilization Research and Promotion Association of Jiangxi Provinceが共同主催した本会議には、世界各国の茶の専門家や企業が参加しました。
