ソウル(韓国)、2025年12月23日 /PRNewswire/ — ビジュアル・クリエイティブの共同制作SaaSを提供するConpapaは、同社のビジュアル・フィードバック・プラットフォームreatが日本国内で展開を拡大していることを発表しました。reatは、制作効率とコラボレーションの向上を目指すコンテンツ・スタジオやクリエイティブ・チームに採用されています。
日本のアニメーション、ウェブトゥーン、動画、デジタル・コンテンツ業界では、スケジュールがタイトになり、ワークフローも複雑化する一方です。Conpapaは、このような状況に対応するため、ビジュアル・コミュニケーションに特化したソリューションとしてreatを提供します。このクラウドベースのプラットフォームは、メールやメッセージで行われ、各所に散在しがちだったやり取りをビジュアル中心のシステムに一元化します。これにより、チームはクリエイティブなアセットのレビュー、コメント、修正をより効率的に進められるようになります。
日本では、ウェブトゥーン制作スタジオen-dolphin(東京)をはじめとするプロのクリエイティブ・チームがすでにreatを活用しています。社内評価および顧客事例によると、このプラットフォームにより、チームはフィードバックの準備、伝達、実施を最大7倍速く行えるようになりました。en-dolphinは、reatを導入後、全体的な運用効率が10倍向上したと報告しています。これは、リビジョン管理とコラボレーションにおける同プラットフォームの有効性を物語っています。
「日本のクリエイティブ産業は、品質、精度、効率的なチームワークを重視しています」とConpapaのCEO、Joonsoo Ryu氏は述べています。「プロジェクトがますます共同作業的かつグローバルになる中、日本のクリエイターがコミュニケーションの障壁を減らし、よりクリエイティブな側面に集中できるように、私たちはreatを開発しました。」
reatは、幅広い制作環境への対応を目的としています。その中核機能として、ワークスペース–プロジェクト–ファイル–バージョンという階層に基づく体系的なバージョン管理、画像、動画、3Dモデル、ドキュメント、オーディオなど多様なアセット形式との互換性、そしてビジュアル・コンテンツに直接配置できる正確なピンポイント・コメント機能を備えています。このプラットフォームは、テキスト、描画、画像マークアップ、音声、動画を組み合わせたマルチモーダル・フィードバックもサポートしています。
本格的な制作環境のニーズに応えるため、reatは、バージョンを並べて比較できるデュアル・ビュー表示をはじめ、ワークスペース共有、プラグイン、APIを通じて既存のクリエイティブ・ツールと連携できる柔軟なコラボレーション環境を実現します。また、日本語/英語/韓国語に対応しており、国内だけでなく、国外のチームとの共同制作も円滑に進めることができます。
reatは、サブスクリプション型SaaSとして、チームの規模に応じた複数の料金プランを用意しています。日本のコンテンツ制作スタジオでは、制作フローの中核を担うツールとして導入が広がっています。米国では映像編集やポスト・プロダクション・サービスを中心に利用が拡大しており、世界的な基準としての地位を確固たるものにしています。
今後、Conpapaはreat独自の没入型レイヤー(Immersive Layer)およびコンテキスト対応AIエンジンの強化を進め、フィードバック管理にとどまらず、文脈を汲み取ってビジュアル・アセットを生成、提案できるようにしていく計画です。このロードマップは、クリエイターとAIのインターフェイスの新たな在り方を提示するという同社の長期的なビジョンを反映しています。
Conpapaは、韓国のMinistry of Science and ICTとNational IT Industry Promotion Agency(NIPA)が運営する海外進出支援プログラムの支援企業に選ばれており、その後押しを受けながら、日本をはじめとする世界市場での継続的な事業拡大を進めています。
