専門性の高いアナリストの知見とAIを効果的に活用するRepRiskのデータは、その広範なカバレッジと、卓越した正確性により、従来から広く信頼を得ておりますが、この度、JPX日経インデックス400、および、JPX日経中小型株指数の構築プロセスに統合されました。

スイス、チューリッヒ, 2025年10月15日 /PRNewswire/ — 本日、レピュテーションリスクと責任ある企業行動に関して最も信頼を得ているDaaS企業であるRepRiskは、自社のデータが、JPX日経インデックス400およびJPX日経中小型株指数の構成銘柄の定期入替に利用されることとなったことを発表致しました。これによって、東京証券取引所の上場会社において、責任ある企業行動が一層意識されることが期待されます。20年に亘り蓄積された人間によるラベル付けデータと、一貫性のあるルールに基づいた方法論を基盤とするRepRiskは、深い専門知識と知見を有するアナリストと、高度なAIを独自に組み合わせることで、グローバルのインベストメント・エコシステムとインデックス・プロバイダーに、企業行動リスクに関する信頼性の高い情報と洞察を提供し、意思決定をサポートしています。

RepRisk’s AI-powered data drives transparency across JPX-Nikkei Indices.
RepRisk’s AI-powered data drives transparency across JPX-Nikkei Indices.

JPX日経インデックス400と、JPX日経中小型株指数は、それぞれ2014年と2017年に算出が開始された株価指数であり、JPX総研と日本経済新聞社により算出されています。これらの指数は、構成銘柄の定期入替においてRepRisk Index(RRI)を採用することで、「資本の効率的活用や投資者を意識した経営視点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、『投資者にとって投資魅力の高い会社』で構成される株価指数」1というこれらの指数コンセプトをより強化することを目指しています。

RepRiskのCEO兼共同創業者であるPhilipp Aebyは、「私たちは、JPXの責任ある企業行動とリスクの透明性の促進に向けた取り組みを、正確で客観的な指標である当社のRepRisk Indexを提供することで支援できることを誇りに思います。」とコメントしました。

JPX総研のインデックスビジネス部長である田中大介氏は、「近年、企業の社会的責任が重視されるようになっており、レピュテーションの低下による企業価値の毀損リスクが一段と高まっています。RepRiskのRRIを導入することで、JPX日経インデックス400等のコンセプトを更に強化することを目指します。」と述べています。

JPX総研と日本経済新聞社が公開する算出要領によると、両指数は、構成銘柄の定期入替において基準日から遡って1年以内に、RRIが75以上に達したことがある企業を、極めて高いリスクを示している企業として、母集団から除外します。RRIは、企業やプロジェクトの、レピュテーションリスクへのエクスポージャーを動的に把握し定量化することで、他社との比較を可能にし、リスクの変化や動向を追跡することが可能になります。RepRiskの、独立性が高く中立的なアウトサイド・インの(客観的な)視点を反映し、RRIは企業が自ら表明した目標や方針ではなく、実際の企業行動をリスク管理の成果として評価します。

RepRiskは、企業行動リスクとレピュテーションリスクに対し、客観的でルールに基づく「アウトサイドイン」アプローチを採用しており、そのデータは、企業の自己開示情報ではなく、公開情報とステークホルダーからの情報のみに基づいています。RepRiskのデータは、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスFTSE4Goodインデックス・シリーズJ.P. Morgan ESG(JESG)シリーズなど、主要なインデックスの構築プロセスに、既に統合されています。

編集者向け注記
1出典:Index Consultation on Revisions of Guidebooks for the JPX-Nikkei Index 400 and the JPX-Nikkei Mid and Small Cap Index、1ページ

2この規則は2025年に初めて適用されます。追加・除外銘柄リストは、その年の8月の第5営業日に公表され、定期的な見直しを経て、その8月の最終営業日から更新された構成銘柄を用いて指数が再計算されます。詳細については、JPXの「JPX日経インデックス400」および「JPX日経中小型株指数」の算出方法に関するガイドブックをご参照ください。

 RepRiskについて

RepRiskは、レピュテーションリスクと責任ある企業行動に関する世界で最も信頼されるDaaS(Data as a Service)企業です。2007年以来、RepRiskのデータは、世界の大手銀行、投資運用会社、フォーチュン500の選出企業、政府系ファンド、そしてOECDや国連などの組織において利用されています。高度なAIと人間の深い専門知識を融合し、確立された方法論を中核としたRepRiskのソリューションは、お客様に安心感をもたらし、「より多くの情報を、より確実に捉え、より迅速に行動する」ことを可能にします。当社の先駆的なソリューションは、生物多様性、森林破壊、人権、汚職といったESGの様々なトピックにおけるデューデリジェンスプロセスを強化し、お客様がレピュテーションリスク、コンプライアンスリスク、そして財務リスクを特定、モニタリング、軽減するのを支援します。弊社は、本社をチューリッヒに置き、トロント、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、マニラ、東京にもオフィスを構え、お客様により近くで、業界への独立した視点を提供しています。データの可能性に対する共通の信念のもと、400名の社員が企業行動データのグローバルスタンダードを確立し、透明性を通じて前向きな変化を推進していることを誇りに思っています。詳細は弊社ウェブページ、もしくはLinkedInをご確認下さい。

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