中国・南京、2025年9月21日 /PRNewswire/ — 9月20日、ノーベル賞受賞者、アカデミー会員、若手科学者や頭角をあらわしつつある研究開発の専門家らが科学と産業のイノベーションを融合させる道を探るべく、世界中から南京の揚子江河畔に集結しました。World Youth Scientist Forum(世界青年科学家峰会)の南京セッションにおいて、江北新区は「20 Measures for Youthful Development and Talent Aggregation in the New Area(新区における青年発展・人材集積に関する20の措置)」(以下「本措置」)を正式に発表し、全世界に対する人材募集を呼びかけました。


本措置は、人材誘致・育成のためのシームレスな支援システムを構築し、多様な人材グループとそうした人材を育成するためのニーズに対応した重点的な規定を設けています。主要な科学施設の建設を主導するトップ科学者には最大で合わせて上限1億元の支援が支給されます。また、トップクラスの専門家は、研究成果の産業化推進のために最大3,000万元の資金を確保できます。イノベーションを推し進める主要なプラットフォームは、特任の常勤職位、または非常勤の職位を設置することが認められており、そのような職位を設ける各プロジェクトには、最大200万元の支援が支給されます。また、高レベルの人材を採用した企業には年間最大100万元の補助金が支給されます。さらに、「大学・地方共同招聘」制度に参加する国内外のトップクラス人材は、5年間に渡って年間給与の30%に相当する補助を受けることができます。

資源を革新・起業に的確に投入するために本措置は、「先使用・後払い」方式の概念実証プログラムを導入します。本プログラムでは、プロジェクト当たり最大500万元が概念検証と試験事業の成熟に充当されます。フロンティア・プロジェクトには「助成金+出資」方式で支援し、単一の旗艦プロジェクトに対しては最大3,000万元が供与されます。また、省級以上の科学・技術助成金を獲得した人材主導型企業には最大2,000万元に相当する基金を、国家級の破壊的技術候補リストに選出された企業にはプロジェクト当たり最大1000万元を交付します。区レベルの基金は毎年150件以上のプロジェクトに投資し、平均500万元以上を各プロジェクトに配分します。

さらに本政策では、人材の権利保護の強化や住宅・医療・教育へのアクセス向上に向けた具体的かつ強力な措置を打ち出しています。これによって江北新区のあらゆる人材がイノベーションに専念し、発展に向けて結束できる、より魅力的なイノベーション・起業のためのエコシステムが構築されます。