ECOVACSは、画期的なロボット掃除機DEEBOT X11IFA 2025で発表し、イノベーションを新たな高みに引き上げ、永久稼働の新時代を切り開きます。同ブランドは、革新的なロボット式プール・クリーナーULTRAMARINEにより新たなサービス・ロボット分野にも進出し、多岐にわたる家庭用サービス・ロボット分野でのリーダーシップを強化しています。

ベルリン、2025年9月7日 /PRNewswire/ — サービス・ロボットの世界的リーダーであるECOVACSは、IFAで最新のイノベーションを発表し、インテリジェントな生活の新時代の幕開けを告げました。ECOVACS Groupの副会長兼ECOVACS ROBOTICSのCEOであるDavid Cheng Qian氏が、マルチシナリオ清掃における同社の最新の画期的成果を発表しました。展示の目玉は、画期的なDEEBOT X11です。これは、PowerBoostテクノロジーを搭載した世界初のロボット掃除機で、永久稼働が可能であり、ECOVACSのインテリジェントな家庭清掃の未来への大胆な一歩を強く示す製品です。この主力製品の発売と並行して、ECOVACSは、ロボット式プール・クリーナーECOVACS ULTRAMARINEというまったく新しいロボット・カテゴリを導入し、新たな家庭シナリオへの戦略的飛躍を遂げました。

ECOVACS’ Booth at IFA 2025
ECOVACS’ Booth at IFA 2025

「『すべての人にロボティクスを(Robotics for All)』という当社の使命に従い、私たちは人々の生活を真に向上させる技術と製品を発売し続けます」とDavid Cheng Qian氏は述べています。「DEEBOTから幅広い家庭のシナリオまで、すべてのイノベーションは実際の消費者のニーズに基づいています。私たちは、将来のスマート・ホームは『目に見えない』テクノロジーによってプロアクティブなサービスを提供すべきだと考えています。当社は、強固なサプライ・チェーンの基盤を基に、技術革新を継続的に推進し、『ECOVACSにしかできないこと(What Only ECOVACS Can Do)』をお客様にとっての真の永続的な価値につなげていきます。」

DEEBOT X11PowerBoostの新時代の到来

今年のIFAで、ECOVACSは、同社史上最も強力な清掃性能を実現するPowerBoostテクノロジーを搭載した初のロボット掃除機DEEBOT X11を発表しました。

DEEBOT X11 Family, The First Robotic Vacuum Cleaner with PowerBoost Technology
DEEBOT X11 Family, The First Robotic Vacuum Cleaner with PowerBoost Technology

PowerBoostテクノロジーは、ロボット掃除機のインテリジェントな充電を再定義します。断片的な充電とインテリジェントな電源スケジュールを活用することで、定期的なモップ掛け掃除の休止中にわずか3分でバッテリ電力の6%を回復できます。これにより、柔軟で継続的かつ一貫した操作が可能になり、1回のセッションで最大1,000 m2の範囲を中断することなくカバーできるようになります。この瞬間充電の画期的な進歩は、「動作時間とバッテリ容量は等しい」という従来の業界の常識に挑戦するだけでなく、スマート・ホーム・クリーニングの永久稼働の新時代を告げます。 

TruEdge 3.0を搭載し、アップグレードされたOZMO ROLLER 2.0テクノロジーにより、X11の精度と洗浄力がさらに向上します。強化された高密度ナイロン製モップ・ローラーと、200 rpmで3,800Paのモップ圧力を組み合わせることで、最も頑固な汚れも楽々と落とし、汚れた水の跡や損傷を残さず、表面に筋を残さず拭き取ります。TruEdge 3.0エクストリーム・エッジ・クリーニング・テクノロジー(Extreme Edge Cleaning Technology)は、1.5cmの延長範囲でエッジとコーナーを完全にカバーします。X8でデビューして以来、OZMO ROLLERテクノロジーは徹底的な掃除の概念を変え、世界中で150万台近く販売されるなど、世界的に高く評価されています。

もう1つの画期的な進歩は、ECOVACS初のOmniCyclone Stationです。これは、PureCyclone 2.0 自動ゴミ排出テクノロジー(Auto-Empty Technology)をOMNIステーションに直接統合した、業界初の製品です。この「バッグレス革命」により、使い捨てのダスト・バッグが不要になり、年間最大200万枚のダスト・バッグが節約されます[1]。この設計により、ユーザのコストが削減されるだけでなく、毎日の清掃がより効率的かつ持続可能になります。

DEEBOT X11では、従来の音声アシスタントと深く考える大規模言語モデルを業界で初めて統合した、完全に自律的なホーム・マネージャーであるAGENT YIKOも初めて採用されました。AGENT YIKOは、基本的な音声制御を超えて、積極的に考え、計画し、空間データとユーザの好みを段階的に分析して、真に自律的でインテリジェントな清掃を実現します。

持続的なイノベーションに支えられたシナリオの拡張

この画期的な発売に加え、DEEBOTは比類のない規模と認知度で市場をリードし続けています。中国のロボット掃除機市場で10年連続シェア1位を獲得しています。DEEBOTは技術革新にとどまらず、Matterエコシステムにも参加し、UL Solutionsから「Diamond」レベルのIoTセキュリティ認証(”Diamond” Level loT Security Verification)を取得して、よりスムーズなクロスプラットフォーム接続を提供しながら、堅牢なデータ保護を確保しています。

この基盤を基に、ECOVACSはこのほど、BSHとの戦略的提携を発表し、BSHと共同開発し、ECOVACSの技術を搭載した世界初のビルトイン掃除機およびモップ掛けロボットを発売しました。この提携は、両社の専門知識を組み合わせることで、革新的でインテリジェントな床清掃ソリューションを提供し、サービス・ロボット業界に先駆的な新カテゴリを確立することを目指しています。

ECOVACSは、テクノロジー・リーダーシップをさらに強化し、新しいサービス・ロボット分野への進出を図るため、複数の分野にわたる専門知識を活用し、今年のIFAで初のロボット式プール・クリーナーULTRAMARINEを発表しました。

ロボット式プール・クリーナーは、家庭のプール・メンテナンスに欠かせない存在になりつつあります。インテリジェント・サービス・ロボットの世界的リーダーであるECOVACSは、ユーザ向けに既存製品の清掃性能、使いやすさ、インテリジェンスを向上させる大きな可能性を明らかにするために、徹底的な消費者調査を実施しました。

複数のローリング・ブラシ、強力な吸引力、多様な掃除モードを備えたULTRAMARINEは、ECOVACSの最も高度な位置決め、障害物回避、ナビゲーション・アルゴリズムを統合しています。今回の新製品は、ECOVACSの屋外用ロボット・ポートフォリオをさらに充実させ、同社にとってフルカテゴリのサービス・ロボット・ラインナップ実現に向けた重要なマイルストーンとなります。これにより、あらゆる家庭のシナリオに対応するインテリジェントなソリューションを提供するという同社の取り組みが強化されます。

ECOVACSは、さまざまなカテゴリにわたって世界中で勢いを増しています。ECOVACSが開発したロボット窓掃除機WINBOTは、デビュー以来、まったく新しいカテゴリを開拓しただけでなく、窓掃除に対する消費者の期待を一新しています。2024年には、中国とヨーロッパ両地域の旺盛な需要に支えられ、WINBOTの売上高は1億米ドルを超えました。IFAでは、ECOVACSがWINBOT W2SとW2S OMNIを展示します。どちらもTruEdgeテクノロジーと高度なWIN-SLAM 4.0インテリジェント・パス・プランニングを備えており、清掃性能を大幅に向上させています。両モデルとも、IFAに続いて正式に発売される予定です。また、すでに販売されているWINBOT MINIも展示されています。この製品は、超薄型設計と強力な清掃性能を組み合わせ、より柔軟で効率的な窓掃除を実現しています。

さらに、GOATロボット芝刈り機は海外でも大きな注目を集めています。2024年、GOATの海外売上高は前年比186.7%、販売量は271.7%増加しました。IFAで展示されているGOAT A3000 LiDARは、デュアル・ブレード・ディスクとデュアルLiDARシステムを備えた32V Energetic Platformを搭載し、優れた芝刈り効率、自律ナビゲーション、インテリジェントな障害物回避を実現します。

ECOVACSは、その技術的リーダーシップを基に、業界をリードするパフォーマンスと安全性でも高い評価を得ています。DEEBOT X11とGOAT A3000 LiDARはどちらも、無線機器の安全性とパフォーマンスの向上を保証する欧州委員会規格TÜV Rheinland EN 18031 RED-DA(Radio Equipment Directive Delegated Act、無線機器指令委託法令)認証を取得しています。この認証は、ECOVACSの強力なサイバーセキュリティとユーザ・データ保護への取り組みを強調するものであり、消費者に安心できるスマート・クリーニング体験を提供します。

ECOVACSは、製品の革新にとどまらず、さまざまなシナリオに対応するロボット工学のリーダーシップの基盤として、サプライ・チェーン全体を強化し続けています。同社は2024年に研究開発に約1億2,300万ドルを投資しました。これは、前年比7.3%の増加です。同社は、2025年7月、ロボットの中核部品とロボット本体の現地製造施設を設立するために約2,780万米ドルを投資すると発表し、具現化された知能への決定的な一歩を踏み出しました。ECOVACSの完全自社開発のテクノロジー・スタック(バッテリ、モーター、クリーニング・システム、AIを網羅)は、業界をリードするDEEBOT、WINBOT、GOAT、そして成長を続けるマルチシナリオ・ポートフォリオを支え続けています。 

ECOVACS ROBOTICS Product Portfolio
ECOVACS ROBOTICS Product Portfolio

ECOVACSは、9月5日から9日までベルリンで開催されるIFA 2025において、最新のDEEBOTシリーズであるULTRAMARINE、WINBOT、GOATとともにDEEBOT X11を展示します。ホール9-114のECOVACSブースにぜひお越しください。

[1] DEEBOT X11の予測販売数に基づく。

ECOVACS ROBOTICSについて

ECOVACSは2006年からサービス・ロボットの分野で先頭に立ち、ロボット掃除機、ロボット窓掃除機、空気清浄ロボットを業界に導入してきました。2023年には、多様な用途ニーズに応えるため、ロボット芝刈り機や業務用清掃ロボットへと事業を拡大しています。

ECOVACSは、「すべての人にロボティクスを(Robotics for All)」という使命に沿って、ロボット製品における絶え間ない技術の進歩と洗練されたユーザ・エクスペリエンスを通じ、世界中の消費者にスタイリッシュでモダンなライフスタイルを提供することを目指しています。

ECOVACS ROBOTICSは中国に加え、ドイツ、米国、日本、シンガポールにも販売子会社を設立しており、製品は世界の約180の主要市場に広がり、世界中で3,800万世帯以上にサービスを提供しています。

2015年から2024年まで、ECOVACS ROBOTICSは中国のロボット掃除機市場で市場シェア1位を10年連続で獲得しています。

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