ドイツ・カールスルーエ、チェコ・ブルノ、台北 — 2025年9月2日 /PRNewswire/ — Tescan Groupは、本年ドイツ・カールスルーエで開催されるMicroscopy ConferenceMCにて、新たなグローバルブランドプラットフォーム「The Art of Discoveryを発表しました。美はまだ発見されていないものの中にあるという信念に基づき、Tescanの科学分野における信頼できる成長パートナーとなるという志を反映しています。MC 2025でのグローバル発表に続き、本ブランドプラットフォームは202598日から12日まで開催されるSEMICON Taiwanにてアジア太平洋地域で初披露されます。

Tescan launches its new global brand identity.
Tescan launches its new global brand identity.

今回のリブランディングは、先進技術、ワークフローに焦点を当てたソリューション、専門的なサポート、そして知識共有に基づくコミュニティを融合させた、より統合的なモデルへのTescanの転換における重要な一歩を示しています。これは、単に技術を提供するのではなく、顧客中心のソリューションを提供することに重点を置くという、Tescanのより広い方向性を示しています。

新たな志、アプローチ、そして推進要因

「今回のブランド変革は、私たちが今日どのような存在であるかを体現しています。強固なパートナーシップの上に築かれ、成果に駆動され、イノベーションによって支えられ、そしてユーザーを第一に考えた目的あるソリューションを提供することにコミットする企業です」と、Tescanの最高収益責任者(CRO)であるSirine Assaf氏は述べています。Tescanは自らの基本理念に導かれ、顧客やパートナーに対し、未来に向けて設計されたツール、ソフトウェア、サービスを提供することで力を与えるという明確な志を掲げています。この変革の中心にあるのは、質問とその発見の間にある障壁を取り除くというシンプルなアイデアです。「この変革は、単に技術だけに関するものではありません。それは、私たちの思考のあり方、協働の仕方、そして科学コミュニティに対し、発見を加速するためのタイムリーなソリューションを提供する方法における、絶え間ない進化を反映しています」とAssaf氏は述べています。

自動化とイノベーション

昨年の多くの新機器(プラズマ FIB-SEM Amber X 2 を含む)の導入の成功を基に、Tescan はポートフォリオ全体にわたってイノベーションの取り組みを続けています。本年、同社の主な注力点は、全製品における自動化の強化です。これにより、スピードと正確性がこれまで以上に重要視される今、科学者たちのワークフローを効率化することを目指しています。新たなブランドプラットフォームに加え、Tescan は2つの新しいソフトウェアソリューションも発表します: AutoSectionおよびTEM AutoPrep PRO  反転・平面ラメラ自動化。「この分野における私たちの最重要な目標は、装置を購入してからユーザーがその機能を十分に活用できるようになるまでの時間を短縮することです。「私たちはこれを、インテリジェントな自動化、深いアプリケーション専門知識、そしてお客様との緊密な協力を通じて実現しています。」とテスカン最高戦略責任者(CSO)のBruno Janssensは結んでいる

CEOの視点

テスカン・グループCEO Jean-Charles Chen氏は次のように述べています:

「これは単なる外見上のリニューアルにとどまるものではありません。これは戦略的な再ポジショニングであり、科学の進化に対する私たちの見方、そしてその進化とともに歩むテスカンの姿勢を反映しています。私たちは、統合性の高いワークフローの実現、問いから洞察に至るまでの時間短縮、そして当社の技術とユーザーのニーズとのより強固な結び付けを通じて、新たな科学発見の時代に歩調を合わせています。製品志向の企業から、ソリューション・パートナーへと進化する転換点なのです。つまり、より高度な自動化、より賢いソフトウェア、そしてお客様の成果を軸にしたマインドセットを意味します。新しいビジュアルは、そうしたより深い変化を映し出したものにすぎません。」

APAC Rollout

Tescan は、8 月初旬に開催された集積回路の物理的および故障解析に関する国際シンポジウム (IPFA) での独占オフライン プレビューに続き、SEMICON Taiwan (2025  9 8  12 ) で新ブランドを APAC デビューさせます。 半導体先端検査・計測フォーラムの一環として、半導体分野のグローバル事業開発ディレクター、 Hervé Macéが、912マクロスケール、ミクロスケール、ナノスケールにおける計測および故障解析の課題に対応する新ワークフローの開発について講演します。

会場:台湾・台北南港展覧館ホール27701F

Tescan Groupについて

Tescanは、科学者や技術者がミクロ・ナノの世界を探求するのを支援する先進的なイメージングシステムを構築しています。こうして私たちは、観察を洞察に、そして問いを進歩へと変える手助けをしています。1991年に5人のエンジニアによって設立されたTescanは、現在では11か国に展開する800名以上の従業員を擁するグローバル企業へと成長し、Accelerate the Art of Discoveryというブランドプラットフォームにより結束しています。現在、Tescanの技術は世界中のラボで中心的な役割を果たしており、材料研究、故障解析、ナノスケールイメージングを支援しています。80か国以上に約4,500台のシステムが導入されています。