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2026年から2028年にかけて順次稼働予定。蓄電池との併設により、顧客の脱炭素とコスト削減を最大化
シンガポールと東京、2025年6月17日 /PRNewswire/ — アジアで最も急成長を遂げている再生可能エネルギー開発会社の一つであるPeak Energy(ピーク・エナジー)は、日本国内における高圧太陽光発電所の着工準備完了済み(RTB)プロジェクト48MW分の取得を完了した。
本プロジェクト群は、東京・東北を含む複数地域にまたがっており、合計発電容量は48MW。年間約60GWhのゼロカーボン電力を供給する見込みで、これは約15,000世帯の年間消費電力に相当する。また、毎年約27,000トンのCO₂排出を回避する効果があり、これはおよそ9,000台分の自動車を道路から削減するのと同等である。
発電所は2026年から2028年にかけて順次稼働予定であり、発電される電力は、法人顧客向けの長期電力購入契約(PPA)を通じて販売される。PPA価格は契約開始時から20年以上にわたり固定されるため、顧客は即座に電気料金を削減し、電力価格の変動リスクからも長期的に保護される。選定された一部サイトでは、太陽光発電所に蓄電池(BESS:Battery Energy Storage System)を併設し、再生可能エネルギーの利用を夜間にも拡張することで、さらなるコスト削減と脱炭素効果が期待される。
本件は、2025年初頭に完了した11MWの高圧太陽光プロジェクト取得に続くものであり、Peak Energyの日本市場における急速な成長をさらに裏付けるものである。加えて、同社は2022年より九州にて28MWの太陽光発電所を共同保有しており、国内の法人電力需要家向けに、安価なオンサイト型PPA、オフサイト型PPA、蓄電池併設型(太陽光発電 + BESS)PPAなど、多様なエネルギーサービスを展開している。
ギャビン・アッダ(Gavin Adda)Peak Energy CEOは次のように述べている:
「今回の取得は、日本における当社のポジションを一層強固なものとするものである。当社は今や、脱炭素を目指す大口電力消費者に対し、必要な規模で、かつ求められるタイミングで、安価かつクリーンな電力を提供できる独自の立場を築いている。特に今回、一部プロジェクトに蓄電池を導入し、時間帯シフト型PPAの提供が可能になることで、24時間カーボンフリーなエネルギーを目指す先進的な顧客の目標達成にも貢献できることを嬉しく思っている」
ピークエナジーの日本における28MWの稼働中太陽光発電所に加え、48MWの太陽光発電所ポートフォリオおよび今回取得した11MWの高電圧・建設準備完了案件を合わせ、国内の太陽光発電所ポートフォリオは合計87MWとなります。
会社概要| Peak Energy(ピーク・エナジー)
本社:シンガポール。アジア地域において再生可能エネルギー資産の開発・保有・運営を行う。ユーティリティ規模の太陽光発電、オンサイト/オフサイト型コーポレートPPA、蓄電池を含む多様なビジネスモデルを通じて、法人顧客に対してクリーンで、手頃で、信頼性の高い電力ソリューションを提供している。現在、同社はアジア太平洋地域において、稼働中または建設中の太陽光プロジェクト200MW超と、蓄電池容量298MWhを保有している。Peak Energyは、インフラおよびリアルアセットに特化した大手代替投資会社Stonepeakの100%子会社であり、同社の運用資産総額は約730億米ドルにのぼる。また、Peakは「24/7カーボンフリーエネルギー(CFE)コンパクト」にも加盟している。